Acer の次のカードは Iconia Tab A510(Tegra 3 ,10型, Android 4.0)

 かろうじて残された 7 インチタブレット市場を Amazon に荒らされた、タブレットでは老舗ともいえる Acer(知らない人もいるかもしれないが、Apple より前からタブレットを作っていたメーカーは多い)が 4 コア+ICS で10インチを更新した(CESで発表されたものだが)。

 1280×800 という解像度は 3月16日に過去のものになってしまった。このモニタで出すなら市場価格が 30,000 円を切る必要があるだろう。(実際には、この端末が 30,000円を切ったとしても iPad 2 を買っておくべきだと個人的にはうが)。

acer iconia 510Acer Iconia Tab A510 正式発表、Tegra 3 採用の10型 Android 4.0 タブレット (「オリンピック・エディション」) – Engadget Japanese
主な仕様は10.1型 1280 x 800 液晶ディスプレイ (10点マルチタッチ対応)、NVIDIA Tegra 3 プロセッサ、1GB RAM、32GB内蔵ストレージ (今回発表の北米版は32GBモデルのみ)、microSDスロット (SDHC, ~32GB)、マイクロUSB 2.0ポート (充電対応)、マイクロ HDMI出力、802.11a/b/g/n WiFi、Bluetooth 2.1+EDR、背面5MPカメラ、前面1MPカメラなど。オーディオは Dolby Mobile 3 に対応します。

 さて、Apple の狩場と化した 10 インチタブレット市場。独走アップルの死角:日経ビジネスオンライン で「新モデルを出すたびに、革新的な何かを消費者に提示してきたアップルの勝ちパターンが、今回の新型iPadで崩れた」と指摘した日本の大手電機メーカーの端末開発者様の開発する機種を楽しみに待ちたい。さぞや革新的なもんなんだろうが、革新性を目的にする時点で終わっている。というか、Apple を敵とする時点で間違い。最大のライバルは 10 インチでは Android 端末メーカーであり 7 インチでは Amazon だ。この現実を直視できずに iPad の悪口を言って溜飲を下げている時点でその日本の大手電機メーカーの端末開発者が作るものの使えなさは予想されるが・・・

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