だいぶ前に届いてたPCI サウンドカードを DELL precision T3500 にインストールしてみた。skype で録音する時に別の入力デバイスとして認識されることを願っていた。
パソコンの拡張スロットに最後のスロットを入れたのはPC9821Xa(win3.2)のCバススロットにLANカードを入れたときかPCIにグラボを入れたときだ。多分20年近く前だろう。もちろん、メモリの増設はそれ以降も何回もやってるが、メモリスロットとは別。昨日が増えるわけでもないし。
ドライバCDが入っていたので、ドライブに入れたがインストーラーは起動せず。windows 7 用以前用のものらしかった。システムからドライバを検索するモードに入りCDを検索したら何か合致するものがあったらしくドライバがインストールされて再起動、認識された。
しかし、Audacity で複数入力デバイスを選ぶことは叶わなかった。サウンドカード自体は入出力のデバイスとして認識されてスピーカーやマイクを繋げば正常に動作したが、求めていたのはこれではない。
諦めて、XOXを介しての入力方法を模索した。PC line out と XOX line in をピンプラグで繋ぎ、XOX の USB を Audacity の入力に接続するという方法だ。この方法でXOXからヘッドフォンかスピーカーでモニターできる(相手の声をマイクが拾うとハウリングを起こす可能性があるので、ヘッドフォンのほうがいいだろうが)。Skype のテスト音声を使って録音したら両方の音声が再生された。
最初期待していた、相手と自分の音声を別のトラックとして録音することはできないが、Skype 側の音量はPCの音量調整でコントロールできるから、収録前に調整すればなんとかなるだろう。
ただ、XOX の雑音が気になる。ヘッドフォンでモニターしているとかなり不快なレベルだ。しかし、Audacity のノイズ消しで誤魔化せそうなレベルなので、我慢すればいいか・・・もっといいオーディオインターフェースならこんなこと無いんかな(-_-)
そんな中、「男木島に暮らすとは」というブログの「手軽なポッドキャスト配信方法。録音編集、iTunes登録、WordPress、リモートについて。」というページにたどり着いた。そこで知ったのが、Zencastrというサービス。
ブラウザベースの電話会議録音サービスというと分かりやすいか。秀逸なのは、URL を送って相手がブラウザでアクセスしてくれるだけでいいことと録音した音声は端末ごとに別ファイルとして、接続した Dropbox ストレージに自動的に保存されることだ。
モバイルに対応していないのが弱点といえるかもしれないが、電波状況による不安定さに影響されないようにするための策かもしれない。Skype 収録で不安定さを嘆いている人の大半は参加者の誰かがモバイルだと思うから。
無料サービスは、月間 4 時間までで同時接続が 3 端末までという制限がある。当然だろう。むしろ良心的といっていい。月一回の番組なら不安定な Skype に悩まされるより簡単だろう。ただ、実際に使っていないのでトラブルが有るかもしれないが。
とりあえず、Skype 収録への技術的なハードルはクリアした。次はもっと大きな壁である相手探しだwww