低炭水化物ダイエットのデメリットって?

 マスコミの記事で前から気になっていた言葉がある「リバウンド」と「デメリット」だ。

 引っかかった記事は「ダイヤモンド・オンライン 津本朋子記者のPV稼ぎ記事に引っかかったW」で取り上げた「糖質制限は本当に危険なのか!?」。低糖質ダイエットも極端に走ったら寿命を短くするということは否定しない。「ジョギングもやり過ぎた人は早死する率が高い」というのも「さもありなん」と思う。だがそれは、メリット・デメリットの問題ではなく「何事もやり過ぎは身体に毒」問題だ。低糖質ダイエットに限らず極端に走ったら普通の食品を食べるだけでも健康を害するのは当たり前だからだ。ここでは、通常に行われる「タンパク質40%、糖質30%、脂質30%」の食事と運動習慣によって体脂肪率を下げるダイエットを対象とする。

リバウンド

 ダイエットについて、一時的な体重の戻りや止めてしまうことを「リバウンド」と言っているのにもやっとした。ダイエットでリバウンドというと元より体重が増えた印象がある。80kgの人がダイエットを初めて75kgで落ち着いたらリバウンドとは言わんだろう。一時的に70kgまで落ちたかどうかは関係ない。そのダイエット法は効果があるといえるしその人のダイエットは成功といえる。※

デメリット

 続けられなかったことをデメリットというのにも違和感を持つ。続けられないのはやる側の問題であって方法に問題があるわけではないだろう。デメリットのあるダイエット法というのは、それをすることの副作用によって元より悪い状態になるということだろう。

 「リバウンドするデメリットがあるのならやめておこう」と従来と同じ生活習慣をすることがメリットなのかということだ。リバウンドを恐れて生活習慣を改善しないことを正当化するのは、ダイエット産業にとっては大きなメリットかも知れないが、社会的な資本の無駄遣いという意味では大きなデメリットなのだ。

 一方で、「リバウンドのデメリット」のない「XXを食べれば痩せられる」といったダイエット方は次々何の批判にも晒されず放置されている。確かに、買って食べるだけだから「止めてしまうデメリット」は存在しないだろう。そもそも、ダイエッ効果自体が存在しないのでリバウンドの心配もない。リバウンドは一度は効果はがあったことの証明だからだ。

 ちゃんと続ければ確実に効果のある低糖質ダイエットやジョギング・ウォーキングのやり過ぎによる害とか続けるのが辛いことをデメリットとして害があるかのように伝えておきながら、何の確証もないダイエット法や食品を法律スレスレの文言を操って売りつけようとするマスコミへの不信感は募るばかりだ。

ヲタクダイエット

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 文句ばっかり書いていても生産的ではないから自分のヲタクダイエットの経験から、健康診断でメタボとして保険診断を受けなければならなくなったような人なら確実に効果が上がるダイエット法を教えよう。これを半年やって効果がないという人は心療内科か精神科に相談して欲しい。虚言癖だから。

 朝食:玄米フレーク、牛乳50cc、ゆでたまご(卵焼きでもいい)、フルーツヨーグルト(プレーンのままだとさらにいい)
 昼食:バランスアップ2袋・野菜ジュースまたはトマトジュース
 夕食:納豆、ちくわ、サラダ(100g以上)、「焼き魚、胸肉100g、ささみ2本、素そば、もずく、おから、冷奴、茶碗蒸し」などから1~2品:霜降り肉、豚バラ、鶏の皮、じゃがいもは避ける。
 毎朝7時に起床、午前0時に就寝。
 嗜好品:基本的に食べないが一日100KcalまではOK。コーヒー紅茶に砂糖を入れない人はもう少し多くてもいい。自分は砂糖・ミルク入りインスタントコーヒを一日3杯飲むし、缶コーヒーほぼ毎日飲む。
 アルコールは基本飲まない。
 タバコは吸わない。
 一日1時間以上の有酸素運動(心拍70%程度):運動前にBCAA、運動中はVAAM、運動後にプロテイン粉末と牛乳)
 特記:月に5回以内はアルコールを飲んだり、米を含む普通の食事をすることは可)

 これを続けられないことをデメリットというのか?うふざけんな!

※もっと減らさないといけないのにそこまで達せなかったというのなら、ダイエット法以前の問題だ。体重を1割以上減らさなければらないほどの肥満だとしたら、医師と相談して食事制限と生活指導と時には投薬をしてでも下げなくてはいけない。「簡単で楽に体重を減らせる」とかいうダイエット法に頼っている場合ではない。

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