TOPEAK PanoBike アプリ

 Topeak の PanoBike にはクラウドサービスはない。なので、ログは iPhone(またはAndroid)でしか見ることはできない。使うのはTopeak PanoBikeというアプリ。他にも幾つか PanoBike をセンサーとして認識できるアプリがあるらしい。

PanoBike Topeak コースプロファイルと速度・距離の記録が残る。コースプロファイル(標高)はGPSデータから取得するのだろう。だから、気圧計で測るSUUNTOより正確と考えられる。

 ケイデンスは残らない。ケイデンスは残ってもあまり意味のあるものではないかもしれない。対応する心拍センサーをつけていれば心拍のグラフも描かれる。

 惜しいのは、ズーム機能がないために、ログ全体を一画面で表示することができないこと。右の画面はスクロールして終盤の峠部分を表示したところ。平坦路は退屈な水平線が一本表示されるだけだ。また、横表示にも対応していないので、こういったグラフの表示には向かない。


PanoBike Topeak こちらの画面では走行したルートが地図上に表示される。gpsのログを google map にアップロードできたり gpx で保存できたらいいだろう。

 「走行時間」に停止時間は入っていない。通常のサイクルコンピュータのオートモードと同様だ(設定可能)。

 「獲得標高」は一般に言うものとは違い最低標高と最高標高との差。下が SUUNTO T6 のログ。一般には SUUNTO のログの「上昇」を獲得標高と呼ぶ。100m の標高差のある峠を二回超えたら 200m になる。TOPEAK だと、山を二回登っても獲得標高は変わらない。これでは、ルートの厳しさが全くわからない。

 消費カロリーが表示されているが、心拍センサーをつけていない場合には参考にしかならないだろう。

※参考 同時にSUUNTOで計測した結果:
SUUNTO T6 Log

 SUUNTO の高度は大気圧計で算出している。なので、気候の変化による大気圧の変化の影響を受け誤差は大きい。また、この時はバイク用のpodをつけていなかったので経過時間が横軸になっている。このためプロファイルは上りはゆるやかに下りは急に表現され、地形の表現になっていない(bike pod をつけていれば横軸をどちらにするか選択できる)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です