通勤電車でタイピング対決!>どれも端の席でないと難しい・・・

20131028_stand キックスタンドについて懐疑的な理由は右の図のとおりだ。

 fig1.1:iPad + Logicool ultrathin keyboard :重心が、iPad とキーボードの交点付近にあるので、キーボードの後端が膝からはみ出ていても構わない。キーボード上にタブレットが乗るので、安定が良い。キーボードにパームレストがないので、意識的に手をキーボードの上に置かないと安定が悪く、角度の変更ができない。

fig1.2:ノートPC:手前にパームレストがある機種が主流なので、手のひらをそこにあてることで自然に本体を安定させることができる。任意の位置で止められるヒンジが使われているので、液晶の角度が自由。最低でもヒンジが膝にかかっていないと危険。液晶がヒンジより奥にあるので、膝と液晶の角度によって前後に不安定になる。

 iPad 用の Bridge という iPad 用キーボードはこのタイプに属するが、iPad とバランスさせるために Ultrathin keyboard よりかなり重い。
 fig1.3:Surface シリーズ+キーボード:キックスタンドが接地(この場合膝)する位置より前に置く必要がある。キーボードが体のすぐそばになるのでタイピングが困難。電車等では肘が左右に広がってしまうので両側に人が座っている状態ではキーボードは使えない。キーボードとタブレットがヒンジ部でつながっているだけなので安定が悪い。また、タブレットを立てるためにキーボードの後端からキックスタンドの設置部分までが平坦でなければ安定しない。

 ただしこれは短足な場合(自分)で、足が長い人は Fig 2.1 ~ 2.3 のようになる。股関節から膝頭までの距離が十分にあればキックスタンドでもあまり持て余すことはないのかもしれない。短足人には切ない結果になったが、足の長い人は腕も長いことが多いので、通勤電車でのタイピングは周囲の迷惑になりかねない。

結論:Surface のデザインはアメリカ人の視点からデザインされていて、通勤電車の中で使うようなことは想定されていない。そのような使い方をするには Ultrathin keyboard のような構造のキーボードがベストと思われるが、Microsoft自らがキーボードを充実させている事もあり、サードパーティの参入は見られない。

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