「四畳半神話大系」の続編を期待しているとがっかりするかもしれない。というか、自分はした。
シリーズで作られたものではなく、単体で発表されたものなので、章のつながりはない。が、もちろん、舞台や登場人物の多くは他の作品に出てきたものだ。ただ、ファンタジー色が強いといえばいいのか、構造に凝ったというのか、その世界に入り込むこと無く終わってしまった。森見登美彦ファンにとっての試金石なのかもしれない。という意味で、自分は阿保神への信心が足りないらしい。
図書館で借りるか古本か四畳半王国見聞録 kindle 489円(2013/9/19)で読むことをオススメしたい。
追記
YouTube で Blondie の動画を観ていたらこの世界観のようなわけの分からなさのものがあった。