ダークホース登場の予感。Koboが新型タブレットとE Inkリーダー投入

130829kobo1 一気にラインナップを充実させて、Kindle fire HD と真っ向勝負だ。iPad 以外のタブレットは金太郎飴状態になった(Surface はタブレットと競合しない)。完全に windows PC と同じ構図だ。OS とアプリが一緒なのだから差別化は難しい。基本的な性能は要素技術次第だ。XXXX年春モデルでラインナップされる個性のないPCと同じだ。

 2013 年秋の Android は 2560×1600 液晶だ。Samsung はペンタッチで特色を出そうしているが、スタイラスで液晶に入力するというスタイルが普及していないので訴求力は強くない。日本メーカーは防水・防塵でニッチを狙っているが、基本性能と価格が負けているのでいつまでもニッチなままだろう(そういえば、今回は Sony は新しい Android タブレットを発表しなかった)。

 7インチが $200 を切っているのは評価できるが、10インチの $400 というのは高い。

 電子ペーパー版については、Amazon,Sony,Kobo のメジャーが揃って新モデルが横並びだ。が、コンテンツの品揃えと価格でリードしている Amazon 以外の選択肢はないだろう(少なくとも日本では)。しかし、問題は「そこに市場が残っているのかどうか」だ。

ダークホース登場の予感。KoboがハイスペックタブレットとE Inkリーダーを新たに4機種発表 : ギズモード・ジャパン
思ってた以上に良かった!

カナダのKobo社がラインナップを一新。3つのタブレット「Kobo Arc 10HD」「Kobo Arc 7HD」「Kobo Arc 7」とE Ink電子ブックリーダー「Kobo Aura 6”」を発表しました。

3つのモデルのうちハイエンド機に位置する「Kobo Arc 10HD」と「Kobo Arc 7HD」はAndroid 4.2.2 Jelly Bean対応のタブレット。CPUにはNVIDIA Tegraクアッドコアプロセッサを搭載し、画面解像度は「Kobo Arc 10HD」が2560×1600で「Kobo Arc 7HD」は1920×1200。どちらも最高1080pのビデオ再生が可能です。ゲームや映画鑑賞などにガシガシ使いたい人は、好みの大きさに合わせてどちらかを選ぶのがいいでしょう。

E Ink電子ブックリーダー「Kobo Aura 6”」はこれまで以上に鮮明な画面が特徴。FLePubおよびPDF対応コンテンツにおいてはページ更新によるリフレッシュ(残像)をほぼ解消しているそうです。

発売日はタブレット3機が10月16日、E Inkリーダーは9月16日。価格はそれぞれ「Kobo Arc 10HD」が399.99ドル、「Kobo Arc 7HD」が199.99ドル(16GB)、「Kobo Arc 7」が149.99ドル(8GB)、「Kobo Aura 6”」は149.99ドルになります。

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