Windows 版の iDisplay Desktop はシステム上は存在しない所に無理やり表示する。このため、ソフトによってイレギュラーな動きになる。
Excel 2010 のウィンドウをタブレットに表示した状態のまま iDisplay を切ると次に Excel でファイル操作をする際にファイルダイアログが表示されなくなる。タスクマネージャーからアプリを落とそうとすると「入力待ち」というアラートが表示されることから類推するに、Excel はファイルダイアログを開いているのに、その表示座標が画面の外になっているために PC の画面上に表示されないのだろう。この状態になると Excel を再起動してもダメで PC を再起動しなければならない。
FileMaker Pro 11 (以下 FMP)の場合はもっと深刻だった。FMP のウィンドウを外部に置いたまま disconnect すると次回起動時に iDisplay で外部モニタを繋いでいないと表示されなくなってしまう。FMP は起動しているのだが、肝心のウィンドウが画面外になってしまい、PC を再起動しても元に戻らない。外部モニタをつないだ状態で FMP を起動し FMP のウィンドウを PC に戻す必要がある。自分は、これに気づいた時にタブレットを会社に持ってきていなかったので、翌日まで FMP で作業ができなかった(-_-)…
これらの症状は外部モニタに iPad を使っても XOOM を使っても一緒で、同様に Mac では発生しない。まあ、iDisplay Desktop for windows は他に致命的なエラー、ブラウザのウィンドウを外部モニタに置くとウィンドウが書き換わらなくなる、があるので使う機会はないだろうが・・・ iDisplay windows 2.4.2 に問題があるとしか考えられない。