100YEN Japanese Arcade Experience

 ペガの屋根裏部屋というpodcastで「楽しみにしている映画」として 100YEN と言われていて驚いた。

100yenfilm.com image 自分がこれを知ったのは完全な偶然だった。英語のトレーニングのためにTokyo Podcastという番組を聴いていた時期があって、日本のゲームについて語るゲストがあり、その監督が100 Yen Japanese Arcade Experience の監督だった。面白そうに感じてサイトをブックマークしたが、番組で2012年の2月には完成と言っていた(多分)のに、動きがなかったのでポシャったのかと思って放置していた。

DAIGO UMEHARA が The BEAST として紹介されているのも興味深かった。アメリカのゲーム好きの間でも梅原は有名らしく、彼のラスベガスでの大逆転劇を説明する彼らの声は本当に「コチラ側」だった。残り僅かなHPの状態を “one pixel life” と表現していてうまいと思った。確かに一ピクセルの線くらいしか残っていなかった。そのビデオは YouTube で検索すればいっぱい出てくる。

 ペガの屋根裏部屋で思い出してブックマークをクリックしたら、映画は完成していて、DVDを5月に発送するという段階になっていた。映画は IndiGoGo で出資を募って、申し込んだ人に送るという kickstarter 方式だった。レンタルDVD程度の価格でダウンロード版を売っているなら買ってみようかとも思ったが、映画館の入場料と大差ない金額だったので躊躇しているwww 考えようによっては、ビデオが普及する前は映画を観るにはテレビに放映されるのを待つか映画館に行くしかなったのではあるが・・・

 映画日本のアーケードゲーム事情をストレンジャー視点で追ったドキュメンタリーのようだ。彼らには、日本のアーケードゲームは自国のゲームより盛り上がっているように映っているようだった。これらは、コンソールゲームでFPSや格闘、ドライビングゲームをするというゲームスタイルと整合性が高いかもしれない。そして、Xbox が強いのもアーケードの代替物としてのコンソールという考え方を表しているのだろう。

 日本では、コンソールゲーム機は家でじっくりとやりこむゲームのためのゲームであり、だから RPG や ノベル系といった時間がかかりギャラリーがいるような所でできない種類のゲームが好まれ、アーケードゲームと並存することが可能だったのかもしれない。アメリカではアーケードを自宅でやるためのゲーム機としてコンソールゲーム機が発達したと考えられる。

 ところが、ブロードバンドとゲーム機の高性能化で日本においても、コアなゲーマー以外はアーケドに足を運ばなくなるという傾向が強くなり、アーケードの衰退を招いている(今ココア

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