太陽の最期を見届けられるか

 赤色巨星化した恒星のかなり末期の状態らしい。大きさについて記述がないが、中心が太陽としたら最外周は地球の軌道より外側なはずだ。だとすれば、下のコメントは何重にも間違っている。

 そのころまで地球上に生命体がいたとしても、太陽が赤色巨星化する段階でその高温ガスに取り巻かれて生きていない。

 赤色巨星のガスが地球を覆う前に地球上は灼熱に焼かれ、地上の水はすべて蒸発し温暖化効果も相まって金星のようになってしまうのではないだろうか。その時には深い地下の岩の割れ目のようなところに生息できる微生物が生き残っているかどうかという状態だろう。

 それ以前に、太陽が赤色巨星化する前の段階で太陽の活動が不安定になり地球上の気象が全く変わってしまうだろう。おそらく、この段階で地球上の大型哺乳類は全滅するのではないだろうか。

 ここまでの(順番は遡っているが)環境変化に人類が耐えシェルターのようなものを築いて地球上にいたとしても、このようには見えない。だって、内側からなんだから。

 ついでにいうなら、太陽の末期ではあるが最後ではない。最終的には中心部が自重に耐えられなくなって爆発して終わる(はず)。

 一つの恒星系の終焉と始まりの姿だ。数億年後には生命が発生するかもしれない。

太陽の最期はこんな姿…? 死んでいく星の3D渦巻き構造から見えるもの(動画) : ギズモード・ジャパン

宇宙の秘密に、またひとつ近づいたようです。

ALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)望遠鏡を使った研究チームが、星や人間の起源に迫る現象の観測に成功しました。観測されたのは、我々の太陽もいつか迎えるだろう死に向かっていく星の内側の渦巻き構造です。それは上の画像の中盤でよく見えます。

つまりこれが、人類が目にする最後の光景になるんでしょうか? (もし人類があと50億年生き延びるとしたら、ですが。)

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