NEXUS 7 キラーとなるのか。Kindle fire リニューアル

 ますますヒートアップしてきた。次のカードは Amazon が切ってきた。

 旧モデルと新モデルの併売は iPad と同じだが、元の価格が $199 だけに下げる余地が少ないだろう。良くわからないのは新モデルの仕様だ。NEXUS7と対抗するためにはそれなりのものが必要になる。クアッドコア+ICSという Android タブレットの標準を採用するのかどうか。

 とにかく、価格というスペックがどうなるかが一番のポイントだ。kindle fire が売れたのも NEXUS 7 が売れたのも、既存ライバルのコストパフォーマンスと大きく上回ったからだ。$200 という壁の下でこれ以上のコストパフォーマンスの向上が図れるのか?固唾を飲んで見守る。

アマゾン新「Kindle Fire」、7インチモデル2機種が登場か – CNET Japan

 Amazonが新しいモデルの「Kindle Fire」2機種を投入し、7インチタブレット市場のシェアを倍増させる計画であるという情報を米CNETが入手した。

 これらの製品を実際に目にした人物によると、Amazonはより大型の8.9インチまたは10インチのバージョンを用意しているという憶測に反して、同社が来週予定されているイベントで発表するのは、7インチの新しいKindle Fireと初代機の改良版のみとなるという。

 新しいKindle Fireタブレットは、Amazonがタブレット事業で競争力を維持する上で不可欠だが、タブレット事業では既にGoogle独自の「Nexus 7」、そして、Appleからリリースされる見通しとなっているより低価格で小型の「iPad mini」との厳しい競争に直面している。この両社は、モバイルコンシューマー分野でより重要な役割を果たすというAmazonの広範な戦略に影響を与えている。

 Amazonは、潜在市場を拡大し、より大型のKindle Fireをリリースすることで「iPad」に対抗するのではなく、2モデルの7インチタブレットにこだわるようだ。同社は今週に入って、来週予定されているイベントの発表にあわせて、初代Kindle Fireが「完売」となったことを明らかにした。

 しかし、Amazonは、初代Kindle Fireをわずかにアップグレードしたバージョンのために居場所を確保しているようだ。このバージョンには新たなユーザーインターフェース(UI)が搭載される。今回の情報を提供した人物は、価格についての情報は一切ないとしているが、Amazonは同タブレットの価格を初代Kindle Fireよりも低く設定することがほぼ確実である。

 さらに期待が高まっているのが、新しいハイエンド7インチモデルのKindle Fireだ。同モデルは、より高速なプロセッサ、カメラ、物理的な音量調節ボタン、HDMIポートなど、ハードウェア面での多くの改良が特徴となる。ストレージ容量も拡大されるが、依然として拡張はできない。また、同端末に関する価格情報はない。

 これら2機種について、別々の製品名になるのかどうかは明らかになっていない。米CNETはAmazonにコメントを求めているが、まだ得られていない。

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