「Sony Tablet P」は myro や Rolly の後を追う。

 なるほど。Sony tablet S/P に ICS のアップデートが行われるのはこういうテコ入れが予定されていたからか。ということは、XOOM 2 が販売されていない au から XOOM のアップデートが出ることは期待薄かorz

 ところで、これまで P に Wi-Fi モデルがなかったということは知らなかった。タブレットの使われ方を調査した結果こういう動きになったのだろうか。時既に遅しの感は否めないが、正解だと思う。

 ただ、この価格はいただけない。というより、完全に市場を見誤っているとしか思えない。こんな玩具に 5 万円も払うほど余裕のある人はいない。もっと速くて快適な iPad 2 が 34,800 円、Retina 搭載機の 16GB iPad 3Gen が 42,800 だよ。Android にも強敵がひしめいている(同じ機能を持っているという意味ではこちらの競争のほうが熾烈かもしれない)。

 この端末は 7 インチ android 端末が直接の競合と考えられる。ここには、シングルコアのローエンドなら 10,000 円から、Google ブランドで ASUS が作る 7 インチでも 2 万円前半と言われてい。そんなところに 5 万円の 7 インチ Tegra 2 なんて完全に終わっている。実売はすぐに3万円を切ってそれでも売れずに、Tegra 3 の次機種に席を譲るか、myroRolly の後を追うことだろう。

カラフルな着せ替えパネルも:ソニー、「Sony Tablet P」に新色のWi-Fiモデルを追加 – ITmedia +D LifeStyle

 ソニーは3月22日、2画面折りたたみボディのAndroidタブレット「Sony Tablet P」シリーズにWi-Fiモデル「SGPT213JP/H」を追加したと発表した。2012年4月21日に発売する。価格はオープン、実売価格は5万円前後の見込みだ。

 同シリーズは3G+Wi-Fiモデル「SGPT211JP/S」が2011年10月に発売されたが、3G非対応のWi-Fiモデルは初めての投入となる。SGPT211JP/Sと比較して、ボディカラーをシルバーからグレーに、付属するmicroSDメモリーカードの容量を2Gバイトから16Gバイトに変更した。また、3Gに対応しないことで、重量は約372グラムから約356グラムに軽量化し、バッテリー駆動時間は約6.1時間から約6.6時間(Wi-Fi Web閲覧時)に、スタンバイ時間は約120時間から約260時間に延びている。

 プリインストールOSはAndroid 3.2を採用。4月下旬にAndroid 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデートが無償で提供される予定だ。

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