ヤバイ:visor prism

 会社で机の上にprismを置いていて落としてしまった。上にファイルを置いていて、ファイルを片付けようと立ち上がりながら持ち上げたときに、下にあったprismが引っかかるようにして滑り落ちた。

 フロアは静電気防止カーペットが敷いてあるのでかなり衝撃がやわらげられた音がしたが、ケースの横が少し開いていた。すぐに拾い上げて、手で押さえたら「パクッ」と元通りに収まった。スイッチを入れると、普通に動作した。ふ~、助かった。いつもは上着の内ポケットに入れているが、今日は暖房が効きすぎていたので、上着は脱いでprismを机の上に置いていたのだ。こういうときにケースに入れてると衝撃を吸収してくれるんだろうか。

 ケースといえば、阪神電車で隣に座ったおしゃれなヤングビジネスマン(?)が、革のケースに収まったclieか何かに短く何かを入力していた。左上にジョグのついたシルバーの函体はHPかSONYか・・・とにかく軽くて薄そうだった。しかし、革のケースに守られたそれはprismよりでかそうに見えた。やっぱりケースは好きになれんなあ・・・

PObox 2題+1

m:p:d: 縦にながーいのは疲れる、横一行のみも疲れる

変換候補は横に4~5つしか表示されない。単漢字変換でもしようものなら、変換候補を送るスペースキーを何度も何度も押すことになり、苦痛である。

 A5502Kの日本語変換画面(Advanced WNN)を見ていて、携帯の場合は、順位の低い変換候補に移動するより、次の文字を入力し、候補を浮上させたほうがよさそうだと思った。A5502Kの画面はQVGAでprismよりはるかに大きいので、候補は10近く表示されているが、そこへ移動するだけで、数回のキータッチが必要だろう。タップできる液晶なら下のほうの変換候補を爪でチョンと選ぶことも可能だが、携帯は無理だから。

 無駄に長い変換リストを表示するより、本文の表示行数を増やすほうがいいと思うがどうか。

 昔は、Graffitiでがんばって入力して、ATOKもPOBoxもない日本語PalmOSの標準変換機能、あるいはJ-OS IMEの変換を使っていたもんだけど、ほんとに贅沢になったもんだなぁと思う。

 同感。俺のprismはPOBoxで平均4単語くらいしか候補を表示してくれないが、満足して使っている。ATOKとPOBoxを同居させる余裕がないからね。

SHUTTER -POBox大富豪(?)辞書-

 単漢字にはどうしようもないけど、辞書を充実させれば2文字か3文字入力するだけでヒットする確率が各段に上がると思う。俺は先日ユーザー辞書を失って再登録したばかりで、辞書の入れ替えに躊躇している。ホームページには簡単にできると書いてあるが・・・

 ただ、POBox変換方式にはクセというか、PCとかで一般的な文節・連文節変換(AI変換は連文節変換の拡張だろう)と異なる特徴がある。それは、付属語と活用語尾だ。ある程度使い込むと、特定の終助詞や助動詞の終止形が単語を確定した後にトップの変換候補に上がってくるようになる。確かに便利だが、michieruさんが指摘するような弱点でもある。

定型的な文書作成・文書入力には、学習能力の高いPOBoxFEPを使いたい。
しかし、一般的な文章には、総合力の高いATOKを使いたい。

 POBoxを使い込んで、手になじむと、表現までもが固定的になってしまう可能性がある。上位変換候補を選んでいったほうが入力が楽だし、その候補を見るとそれに引っ張られて文章をつなげていってしまうようになる。POBoxの変換候補が文をリードしてしまうのだ。業務連絡ならこれでいいが、一般的な文章の場合は違和感が残る。同じ表現の紋切り型が続くような文で長文を書かれたらたまったものではない。

 俺の場合、Prismではまとまった文章はもちろん、メールすら書かないから余り困らないが、blogやメールを書く人には不便なシーンが多いだろうと思う。このあたりが、POBoxを使うかATOKを使うかの選択基準かもしれない。

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 大富豪辞書というのものを見つけた。そう、POBoxinlineに同梱の富豪辞書をさらに強化した大富豪だ。メモリに余裕のある人はぜひお試しいただきたい。フリーなので、感謝して使おう。

家計簿(PC,PDA)

 これまで家計簿をザウルスMI610のmoreソフトで管理していた。家計簿をつけるためだけにiMacを起動するのが面倒だったからだ。機能的にはこれで十分だったんだが、レシート一枚とかを入れるのには面倒で入力をまとめてしまいがちになった。レシートのある物はいいが、外食や学校に支払ったものを忘れて金額があわないことがしばしば(ほぼ毎月)あった。

 やはり、普段使わないものをわざわざ取り出してきて使うというのは心理的なハードルになるようだ。家計簿なんて建設的な作業でもないから余計だ。

 そこで、普段手にするデバイスで管理した方がいいだろうと思った。今はiMacの電源はほぼつきっぱなしなので、電源投入のタイムロスはない。これなら、選択枝は多すぎるくらいだ。次はprismだ。prismのJfileなら計算フィールドも使えるし、機能的には十分だ。しかも、普段持ち歩いているので、俺が会社の近くのコンビニや自動販売機で買ったものも忘れずに入力できる(これが合わない一番の原因と思われる)はずだ。

 まず、Jfileでデータベースを作ってみた。ザウルスで使っていたものと同じ程度のことは簡単だ。項目とかはPOBoxで一通り入力してしまえば、呼出しは簡単だ(ザウルスの場合は「顔文字It」)。種類の少ないものならポップアップリストも使えるし。数字の入力も、先日マスターしたやり方で快適。prismのCPUパワーのせいで画面の切り替えとかは多少もたつくが、ザウルスでも大差は無かった。しかし、問題点が一つ。画面の解像度だ。MI610はQVGAを横に使っているから、日付、分類1、分類2、金額、内容までが一画面に表示できる。しかし、palmではそうはいかない。データとして持っていても一覧性がないと困るものは如何ともしがたい。残念ながら諦める。

 iMacではExcelかFilemakerになる。AppleWorksという選択枝もあるが、使い慣れていないので、パス。しかし、月間数十件のデータにFMPを持ち出すのも大人気ない。とりあえず、Excelで作ってみる。自動入力系のインターフェースが使えないのが若干面倒だが、ある程度データがたまれば、こうも狂いについてはコピー・ペーストだけで済むようになるだろう。データの見通しという意味では、当然最強だし。これに入れておけば、後でFMPにしてもいいしね。

 親のところに使っていないテキパキ家計簿とかいうCDがあったから、それも面白いかもしれない。

 ただ、家計簿ソフトまで使ってしまうと、見たくない、見ずに済ましている家計の現状を突きつけられそうで怖い気もする。「こんなんで家のローンなんか無理だろうがゴラァ」と叱られてもどうしようもないもんね。共働きを前提にして設計してたら、共働きどころか・・・・

POBoxの登録辞書を誤って初期化(;_;)

 先日、ユーザー辞書の一括登録方法を確認したときに、「辞書のバックアップに時間がかかるので、ユーザー辞書のみバックアップするようにした。ユーザー辞書はxxx.pdbというファイルをインストールすれば自動的にそこに登録されるようになります」とか書いてあった。

 前から、ユーザー辞書のバックアップに3分〜5分かかるので、期間を置いてバックアップしていた。で、上のページを読んだときに、「ひょっとして、俺、これをインストールし忘れてたんとちやうか」と思ったのだ。そして、visorの情報を見たら該当するファイル名は見当たらない。「よし、さっそくxxx.pdbをインストールだ。そしたら、毎日でもバックアップできるからいつハードリセットを食らっても大丈夫だ。」と、思った。思い立ったら即実行。会社での俺からは信じられないくらいのフットワークの軽さだ。

 結果、これまで登録したデータが全部消えてしまった・・・・そう、すでにそれは登録済みだったのだ。試しに情報で確認したら、やっぱりその名前のファイルは見当たらなかった。やれやれ、これまでもユーザー辞書しかバックアップしてなかったんだ・・・確かに、俺が使っている富豪辞書は1.2Mもあるから、全部バックアップしてたら5分できくわけないか・・・と気付いても手遅れ。

 今朝バックアップした辞書データが残っていたらいいけど、上書きモードでホットシンクしたからなあ・・・

 まあ、上のページで紹介されている一括登録を使えば、PCでデータを作って一括登録できるから、これまでにかけた時間に比べれればはるかに効率よく登録できるとは思うが、呼び出し文字列はローマ字なので、PCのIMから落としたデータをそのまま使うわけにはいなかい。ちなみに、前に辞書を鍛えたときには、一括登録の方法を知らなかったので、時間・労力ともにかなりかかったのだった。
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 家に帰って、バックアップフォルダを見たら今朝の6:54のPBinlineDB.pdbがあったので、ひょっとしてと思って、インストールした・・・やっぱりダメやった・・・

palmの数字パッド

 Jfileがアップデートしたときに、ダウンロードしたついでにマニュアルを見ていた。すると、1件表示のときに日付入力とか数字入力パレット(キーボードの123をタップしたときに出てくる画面)が開くことを知った。すごく入力が楽になった(^^;

 これまでは、数字はgraffitiで書き込み、日付はリスト表示に戻してから日付フィールドをタップして日付入力モードにしていた。この辺の入力周りはザウルス(といっても、MI610だが)のほうが便利だなあと思っていた。単に認識不足だった。

 しかし、残念なユーザーインターフェースも発見してしまった。それは数字パッドのテンキー配置が電話と同じになっていること。標準の電卓が電卓(PCのフルキーボードのテンキー)と同じ配列になっているのに、何で突然電話と同じ並び方なのか理解できない。

 スマートフォンの電話番号入力画面とかならわかる。そうすべきだとも思う。しかし、電話のメタファーを使う必然性の全くない数字パッドでそんなものを採用した理由が理解できない。今の機種(OS)はどうなんだろ?

visor prism忘れた・すごい不便

 朝の定点観測データダウンロードを終え、ホットシンクまでしたのにクレードルに放置してしまった。

 業務についてのアポイントはyahooカレンダーにも入っているし、連絡先もPCに入っているので構わないが、個人的な担当業務とかはprogectと予定表+の繰越スケジュールで管理しているので困る。覚えていることのほうが多い(当り前)が、やった後のログを帰ってから登録しなければならないのがまた面倒。

jFileアップデート

 JFile5.61aがリリースされた。前はインターフェースが増えたりしたが、今回は見た目上はあまり変更ない。俺の使っている機能がごく一部なので気付かないだけかもしれない。

 でも、こうやって忘れた頃にアップデート情報が送られてくるのは嬉しい。そして、それが古いハードでも動くものであるときはなおさらだ。OSのメジャーアップデートや新しいCPUへの移行が進むと、プラットフォーム対応のためだけのアップデートが行われ、古いハードを使っていると悔しい思いをすることが多い。これまでも、macではSystem7、PPC、G3、OSXと大きな山があった。最後の山を俺は越えられなかった・・・
=======追記

land-j.comのサイトに「New Features in JFile 5.6!」があった。予想通り新しいハードを使っている人が幸せになるためのアップデートが中心だ。このJfile5.5のスクリーン・ショットを見ると、ワイドハイレゾがビジネスシーンでも効果的であることが一目瞭然だ。得にjfileの場合は480×320モードは心底うらやましい。

 しかし、そこに書いていない機能が追加されている。というより気付いた(前からあったのかもしれない)。それは、コピー・ペーストのときのpug-inという項目だ。しかし、これをどう使えばいいのかさっぱり分からんけど(^^;

手帳代わりに手軽に使える”クリエ”19,800円

HPに続いて(HPのは一時的だったが)CLIEも19800で勝負だ。

News and Information 予定表や住所録、メモなど、手帳代わりに手軽に使える”クリエ”発売

 先日、どこかのショーで紹介されたものだ。あの時は価格が分からなかったが、イチキュッパになるらしいことを、eblog: 日本でもCLIE TJ25発表に、価格はイチキュッパ!で知った。

この価格は文句なくいい。TangstenT3の仮想シルクエリアと持ち運び時に小さなボディは魅力的だが、3倍近い価格差(日本国内で入手する場合)は大きすぎる。他にも色々差があるんだろうけど、俺は今使っているpalmアプリが使えれば満足だからなあ。

 問題はprismがやばくなる頃にこのラインナップがあるかどうかだ。イチキュッパなら、中古が出回り始めたときでも買っておいて、その日が来るまで保存しておくのも手かも知れないなあ。いや、prismの中古を5000円くらいで買って保存しておくという選択枝も・・・

 この「紙の手帳の変わり」について、鋭い突っ込みもある。

Hana’s Blog: 紙の手帳の変わりねえ?

 申し訳ないが、机上の空論ですね。断言できますが、PDAは紙の手帳にはならないし、紙の手帳はPDAにはなりませんね。だって、メディアが違うんですもの。これらは別物ですよ。

 には同意。紙のメモの代わりにしかならないんだったら、PDAなんか使わない。しかし、

 また、こういう低機能なマシンが登場すると、必ず、ビジネス仕様などという大手ニュースサイトがあるけど、何言ってるんだろうって感じ。ビジネスを嘗めていますね。ビジネスに使うんだったら、映像をガンガン再生できて、ネットにどんな状況でも接続できて、データベースソフトと辞典類は必須でしょう。
 いまどき、PDAで予定とアドレスだけを管理しようと思うビジネスマンがいたら、私だったらお付き合いはご遠慮願いますね。だって、それだけなら紙の手帳の方が便利でしょ?せっかくのデジものを有効活用できない人に創造性豊かな仕事なんかできるわけないじゃないですか。

 には違和感を持った。多分ビジネスユーザーとして思い描くシーンが違うせいだろう。だが、一般の企業がコンシューマー製品のターゲットとして考えるときの「ビジネスユーザー」は映像をガンガン再生したり、PDAでネット接続するような必要も機会もないと思う。俺はデジタルヲタクで少数派だと自分でも思う。自分がずれていると自覚することもある。しかし、業務上は多数派ホワイトカラー・サラリーマンに属している。業界的な差はあるだろうが、他業種の人と話しても、業務についての方法論は余り変わらない。その経験から、「ビジネスマシンに動画・音楽再生は不要」と言い切ってしまえる。

 普通の事務・営業系サラリーマンは動画を自作する必要はないし、辞書を持ち歩いたりもしていない。もちろん、「創造性豊かな仕事」はしてないんだろうけどね(^^;

「Tungsten」「Zire」シリーズの新モデル

米Palm、「Tungsten」「Zire」シリーズの新モデルを発表

 GEEKとしては、TungstenT3しかない。俺のような、データベース中心の使い方では、先日発表されたCLIEで十分かもしれないが、仮想シルクエリアは魅力なんだよね。

 まあ、日本語化されないものは買う気はないし、prismが使えなくなるまでは使い続けるので、買うことはないけどね。prismが使えなくなる頃の中古市場での価格・在庫量次第か。