Logicool ultrathin keyboard cover for iPad #6 座りタイピング

 Ultrathin keyboard case と書いて来たが、箱には Ultrathin keyboard Cover とあった。今後はカバーで統一したい。

 今回は膝の上に乗せて打てるかの検証を行った。iPad は磁石でキーボードと一体化しているので、ぐらつくことはない。ただし、いくつか膝において作業する上で適さないところがある。

1:iPad の角度を変えられない。この角度は机などの上において作業する場合に快適に設定されている。膝の上に置いた場合には目と iPad の高低差が大きくなるのでもう少し寝かせた方が正対し易い。ただし、膝(というより太ももの上面)の上は前下がりになっているので低い机の上に置いた時よりは見やすいが。

2:キーと iPad が手前に寄っているために打ちにくい。このキーボードはパームレストがなく、iPad は比較的手前にスタンド用の溝が入っている。端にスタンド用の溝を配置すると、平面においたときにキーボードの手前が浮き上がったりキーボードがたわんだりすることになるからだろう。それを防止するために強度を上げたり重量を増やすのはこのキーボードのコンセプトに反する。

手前にキーがあるということは、肘を開かないといけないということだ。このことは、家のソファでは問題はないが、電車の中では大きな問題となる。恐らく左右に人がいない場合しか使えないだろう。

それ以前に、左右に人がいる状態でこんな高精細な画面でチラシの裏の落書きを書く蛮勇は自分にはないので、実用上は差が無いとも言える(実際、社給PCを持っている時でも、通勤電車の中で取り出したことはない)が。

3:自宅のソファの上では非常に快適。上に書いた不満点はほとんど感じない。ソファだと背もたれが寝ているので、iPad との距離も取れるし角度も問題がない。最新のWindows ultrabook には iPad + ultrathin keyboard よりも軽いものが出て来たらしいし、MBAでも重量的には大差がないが、キーボードが要らないときに切り離して軽量化するということができない。価格も高い。

MBA と比較したときのアドバンテージがこれだ。逆に、iPadではストリーミングサイトが観られないし、PC用の特定のアプリケーションに依存した作業はできない。

後、このブログのように思いつきだけをダラダラ書き殴るようなテキストなら iPad とこのキーボードでいいが、資料を検索したり、参照したり、引用したりして書かなければならない「記事」を書くのにはマルチウィンドウが必須だろう。iOS に DA があればいいと思うが、むずかしいんだろうな・・・技術的ではなく。

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