Speedtest という回線速度判定アプリがあり、これは iOS 版と andoroid 版の両方が出ている。プラットフォームが違うので、何らかの誤差はありうるが、違うアプリを使うよりは誤差は少ないだろう。iOS と android とのテキスト版の単位が違う 1 Mbps(iOS) = 1024kpbs(android) = 1.024 Mb/s (キャプチャ)。
テスト場所は自宅。Wi-Fiルーター(802.11g)のすぐそばでテスト。回線はoe光100Mbps。
iPhone 4S
- Test Date: 11月 9, 2011 6:44
- Connection Type: Wifi
- Server: Tokyo
- Download: 19.84 Mbps
- Upload: 20.59 Mbps
- Ping: 22 ms
流石に速い。レッドゾーンを振り切りそうだ。理論値と比べると足りない気がするかもしれないが、PCを使っても大差はないと思われる。
iPhone 3GS
- Test Date: 11月 9, 2011 6:48
- Connection Type: Wifi
- Server: Tokyo
- Download: 11.02 Mbps
- Upload: 13.26 Mbps
- Ping: 35 ms
2年半も前に発売された機種としては、よく健闘していると思う。この爆発的に伸びている市場であることを考え合わせると驚異的ともいえる。
XOOM
- Test Date: 11月 9, 2011 7:03:47 AM
- Connection Type: Wifi
- Server: Tokyo
- Download: 18134 kbps
- Upload: 17743 kbps
- Ping: 20 ms
こちらも速い。これもレッドゾーン入りだ。ハードウェアスペック的には最速になっても不思議はないが、4S と大差はない。一回だけのテストなので、この程度の差は誤差の範囲だろう。
IDEOS U8150-D
- Test Date: 11月 9, 2011 7:01:13 午前
- Connection Type: Wifi
- Server: Tokyo
- Download: 11337 kbps
- Upload: 3229 kbps
- Ping: 235 ms
発売後1年未満のそこそこ新しい端末にしては寂しい結果だが、価格が違うのでそのまま比べるのは酷だろう。
まとめ
理論回線速度やハードウエアスペックの意味ついて考え直す機会になりそうだ。ハードウェアスペック的にはXOOM > iPhone 4S >>>> iPhone 3GS = ideos U8150 だが遅いグループと速いグループとでは倍にもならない。まして、もっと条件のバラツキの大きい携帯回線の理論値でLTEやWimaxといってもその差は驚くほど少ないだろう。ユーザーとしてはカタログ値に惑わされずに、実際の使用条件を反映したテスト結果を共有するほうがいい。
3G回線を使ったテストを行いたいが、家の近所でやっても誰得だからなあwww