次期 Windows について RT 希望?

ASUS は全方位戦略で OS ベンダーやコンテンツホルダーの下請け化を防ぐ戦略だ。Apple が iOS をライセンスしたら iOS タブレットも出すに違いない。自社でコントロールできるプラットフォームを持たないメーカーの取りうる対抗手段だろう。

 しかし、これは一方ではリソースの分散を招く。限られた売り場にどのモデルを置くのかも問題になるだろう(ASUS を置くためのスペースは iPad の数分の一しか与えられないだろう)。もっと大きなのは、同じ ASUS Tablet で型番違いで違うプラットフォームというのに戸惑って敬遠してしまうことだ。「810 は Windows 8 で 600 はWindows RT」なんて覚えるのはヲタだけだ。それでなくても、ボリュームゾーンのユーザにとって iPad以外は「iPad じゃないタブレット」としか認知していないのに。「iPad じゃないタブレット買ってきたら友達の Android と同じように使えない」になってしまう。しかも、ASUS は Android 端末も販売しているから訳がわからない。

 ところで、Windows RT と Windows 8 の違いってなんなん?性能が違うんか?互換性はあるんか?アプリあんの?アプリはどこでこーたらええん?大丈夫なん?

 ただ、このチャレンジは興味深い。無策としか思えない、発売する前に終わっている日本メーカーとは明らかに違う。

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