linuxのシェア

 Fedora Core2ご利用報告: LinuxからのアクセスがMacを上回っていますを読んで、自分のサイトのOS別統計を表示してみた。結果が下のグラフ。

 ここのサイトではこんな感じ。一般的クライアントOSのシェアに近いのかと思う。自分で使っているのがMacなので、本来のシェアよりmacのシェアが多めに出ているかもしれない。

 ただ、ここに示されているのは、売上本数ではない。現実に稼動しているマシンのシェアなので、新規インストール数のシェアは分からない。新規インストールのシェアを考えれば、旧バージョンのwinが40%以上なんてことはありえない。インストールしたくても売っていないから(win2000のみ可能か?)。

 でも、こうやって見ると、OSの世代交代の難しさがよくわかる。ほとんどの人は、ハード購入時にインストールされているOSをそのまま使って、ハードの寿命まで使い続けるのだ。考えようによっては賢い使い方だ。古いマシンに最新のOSを載せたところでメリットは少ない。むしろ、普段の操作レスポンスが悪くなって使い心地が悪くなることもある。

 このwin旧バージョンの40%がハードの寿命によって買い換えを迫られたときに何を選択するか・・・コンシューマではwinが大半で一握りがmacだろう。現在、win98やwinMeを使っているようなユーザーが慣れないlinuxへの移行を考えるとは思えないからだ。しかも、ライブドア(TurboLinux)は一般市場に対してほとんどPR活動していない。PC市場に興味があり、元TurboLinuxユーザーであった俺ですら目にしたことがない。そんな状態で、旧バージョンOSを使っているようなヲタじゃない一般人に訴求するはずがないと思う。

 何のビジョンも感じられない例の社長が実はすごいビジョナリーなのか、凡人のほうがが正しく捕らえているのか2006年のシェアが楽しみだ。

 ところで、M$が大キャンペーンを張って売り出したタブレットPCのシェアってどれくらいなんだろう。ITmediaでしかお目にかからなくなったが・・・この提灯記事「赤坂タブレットPC編集記者」の見出しを見るたびに、現れては消えていったチャレンジャーを思い出すが、これは別の話。

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