こうなることは決まっていた。アメリカ、ヨーロッパ、日本ではだいぶ前、多分 iPhone 6 の頃、から伸び率は頭打ちで巡航状態に入っていたと思う。自分も 3GS から 4S は2年で機種変更したがその次以降は3年周期での買い替えだ(今回のXsへの買い替え1年というのはイレギュラー)。8にするときにも iPhone 6 に不満があったわけではなく、Freetel priori2 を使っている親に 6 を使わせようという魂胆があっての買い替えだった。
自分に限らず iPhone の買い替えサイクルは伸びているだろう。毎年カメラの性能が上がったと提灯マスコミは取り上げるが、SNS に投げる写真なんて iPhone 6 のもので十分だった。ストレージ容量も自分は 128GB もあれば余裕(8からは128GBがなくなったので256GBだが)。iPhone に限らずだが、大半の人にとってスマートフォンはもうコモディティだ。それに対する依存度も必要度も高まっているが、新製品が出たからと行って次々に買い替えたいようなものではなくなった。
Apple も当然このことは気づいていて、市場を拡大することで販売数量の増加を続けてきた。一番大きな中国への進出がそれだった。中国市場の需要がほぼ一巡したのだ。このことは何年も前に予想したとおりだ(バックナンバー探すの面倒だからリンク貼れないけどWW)。
Apple’s Q1 2019 Results: iPhone Bad, the Rest Good – TidBITS
iMac と Macbook をあわせてもウェアラブル(Apple watch と Airpods)と同等というのは寂しかった。iPad が健闘しているということも意外だった。Mac 製品の値下がりと iPad の値上がりとで1台あたりの売上金額の差が減っていることもあるかもしれないが。PCがここまで減っているとは・・・
Mac はコモディティとなって久しい。アルミニウムボディになってから大きなデザインの変更はない(Mac Pro は別だが)。新製品の性能が上がったから買い替えたいということはない。自分は iMac 27 2013 late だが、起動が遅くなったことくらいで何ら問題ないし買い替える気もない(というか、一番使ってるのは DELL の 2009 年製 precision T3500 という win 10 だが、こちらも不満はない)。
PCも回線もインフラになっている。