iPad #04 発色

 これは XOOM との比較。XOOM にはマットの液晶保護シートが貼ってあるので解像度は差し引く必要があるが、色合いの違いは分かるだろう。自宅の蛍光灯の下というお世辞にも良い状態とはいえない環境下の露出も自分で決められないコンパクトデジカメの絵なので、大幅に差し引いて考えていただきたいが、違いは現れていると思う。

 iPad は彩度が非常に高くコントラストの高い発色をしている。XOOM のそれは iPad と比較すると白っぽく平板なのが分かる。Redtina の優位性をアピールするために見栄えのする発色を行なっているような気がする。機会があれば、実際の色が分かっている自分の写真で比較したい。

 ついでに iPhone 3GS、iPhone 4S と比較してみた。3GS の色温度の高さが際立っている。個人的にはこれが好きだった。一番黄色いのが iPhone 4S。ションベン液晶と呼ばれる所以だ(違う保護シートを貼っているのでその差もわずかにあるかもしれない)。iPad はその中間くらい。メニューバー付近が正しくグレーになっていることを考えると最も正しいのかもしれない。

 なお、蛍光灯下で発光体を撮っているので白が難しく、レタッチしたが目視と同等ではない。最後の写真など、iPadの本体はもっと白いはずだが、アイボリーのようになってしまった。ただし、差は表現できているので、参考にはなると思う。

 誤差を勘案した上でもいえるのは、「iPad の発色は自然で、iPhone 3GS の液晶は青っぽい。iPhone 4S の液晶はションベン(ただし個体差あり)」ということだ。

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