自転車散歩:有馬温泉

 休みの日に晴れたのは3週間ぶりだった。しかし、家を出られたのは15時半。着替えるのも面倒だし、陽が落ちると困るので、クロスバイク運動不足解消を図った。

  RX3に乗って1時間半程度のルートで楽しいのは有馬温泉ルート。普通に走ると1時間もかからないので、今日は温泉街に入ってみた。古い温泉街だけあって、興味深い建物や風景が多く、谷間に温泉旅館や土産物屋がひしめいてい楽しい。


  観光客が多いのでロード用クリートでの走行はやめたほうがいい。車道なので時々自動車が通るので、停止する必要があるから。


  炭酸せんべいの製造販売。本家や本舗がオリジナルを主張しているのも一興。


  店先に割れたものを袋詰めして売っているところもある。進物には使えないだろうが、家族で食べる分にはコストパフォーマンスは高い。まあ、一番美味しそうだったのは肉屋のコロッケだったが(^^;


 ボーリングの鉄塔が何箇所もある。有馬温泉は硫黄分がない(少ない?)らしく、異臭が立ち込めるようなところはない。


 炭酸泉源公園。炭酸泉を初めて汲み出した井戸が近くにある。この池の水が炭酸泉の湧き水なのかどうかは分からない。泡が出ているが沸騰しているわけではなくポンプで泡を立ているだけ。


 温泉神社。


 愛宕山山頂。六甲山系の急な山の中腹にあり起伏が多い。そして、遊歩道が張り巡らされており、見晴らしのいい所に出たり、狭い道をぐるぐる回っていたら意外な所に出たりして、面白い。マウンテンバイクなら楽しめそうな非舗装もあった。歩行者は滅多にいないし、倒木は一本もない(コレ重要)。
 愛宕山の山頂から北を望む。有馬富士が見える。


 普段は、通りやすい幹線(といってもセンターラインはないが)を通過していて気づかなかったが、さすがに数百年の歴史を持った温泉旅館街だけあって、徒歩での観光にちょうどいいスケールと密度で観光客相手の施設があった。徒歩で散策し旅館で温泉に浸かり、ゆっくりするという観光スタイルに最適化されているといってもいい。

 有馬温泉に行ったら、旅館にこもるのではなく歩きまわって見るのがおすすめ。まあ、自分は家が自転車で10分程度の場所なのでおそらくここに宿泊することは一生無いだろうが。

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