「PMFBキター」っと2ch風に驚く

 いやいや、しぶとく生き残っていたかPMFB(playmaker football:プレイメーカー・フットボール)。それどころか、palm版をリリース(すでに、バージョンは2.4にもなっている)している。

 このゲームの紹介は関心空間に書いたキーワードplaymakerを読んで欲しい。

 実は、broaderbund版(mac用輸入版)、playmaker版(mac用ダウンロード版)を既に持っているが、broaderbund版はディスクが行方不明、playmaker版もSE/30と永眠(しかも、レジストキーも・・・)。これで、3度目の購入になる。しかし、買いますよ。買いますとも。

 このpalm版のモノクロモードは、SE/30でやった頃を思い起こさせる。PC版はカラーだが、カラーである必然性を全く感じない種類のゲームなので、これで十分。

 10年以上前から持っているが、実際にプレイした時間は短い。というより、ほとんどやらなかったといってもいいくらいだ。これをやり始めると、他のパソコン作業が一切ストップしてしまうから。しかし、palm版なら、電車の待時間・待ち合わせ・会議中等々の無駄な時間を有効に使える。操作は作戦(プレイ)を練ることだけなので、細切れな時間でも全然問題がないのも、PDA向けといえるだろう。それに、CPUパワーもSE/30(68030・16Mhz)で余裕だったので、今時のPDAなら余裕なはず。これをpalmに移植したのは正解だった。しかも、チョークボードエディタでプレイを作るときの操作はマウスより直接的で楽しい(はず)。

 一つ心配なのは、電車でやっているときに夢中になって乗り越してしまうことや、電源onの時間が増えて電池切れの可能性が高くなることくらいだ。

 メールフィルターをチューニングするのが好きな人(俺だけか)なんかがこれをやるとはまる。アメリカンフットボールが好きな人、アメリカンフットボールを深く理解したい人にも最適の教材だ。もちろん、実際にプレーをしていてプレーを考えたりする人が作戦に対する考え方を練習するにもいいと思う。俺自身がプレーヤーだったことはないので言い切ることは難しいが、プレーヤーでも自分の役割を全体から考えるいい機会になるんじゃないだろうか。

 日本のテレビ番組では中継があってもスタープレーヤーやボールキャリアしか映らない。それはそれで、見栄えがよくて楽しいが、アメリカンフットボールの一部でしかない。それが、このゲームをやるといやというほど思い知らされる。「ディフェンスの強いチームが勝つ」というか「勝つチームは必ずディフェンスが強い」ということも。そして、統計からゲームを類推できるようになれば、NFLのプレイ結果統計を見るだけで、試合を思い描けるようになるはず。

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