民主主義

実は、1ヶ月ほど前に書いてdraftにしていたものだった。熟成はしていないが、ポインタとしておいておきたいのでアップする。

投票率は低いほうが良い? (2003-11-10)-憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記

また、投票率が低いことによって生じるメリットがある。もっとも大きなメリットは、「質の向上」である。政治に無知で関心のない人が投票しないことにより、優れた人選が可能になる。

 これは面白い指摘だ。しかし、投票に熱心な一部の層のレベルが高くない現実から考えると、関心の無い層を取りこんでもあまり下がる心配はないような記がする。むしろ、洗脳組の比率を減らせることで、バランスがよくなるかもしれない。まあ、日本国民の平均的合意が達成されたときに、民主主義が成り立つ社会を作れるかどうかはかなり疑問だが・・・

 民主主義と衆愚政治の境界はあいまいだ。この、衆愚政治に堕した社会のマスコミは視聴率を上げるためだけの報道を繰り返す。

2003/12/03 カテゴリ: なんとなくなコラム : 普通であること

普通であることは、それだけで、すばらしいことなのに、世の中ではそれが、認められない。

 そして、架空と虚構の区別もあいまいになり、ニュースまでもが見世物として消費される。

凶悪犯罪であればあるほど、娯楽になる。-憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記
これは犯罪を肯定しているわけではない。ただ結果として社会がそのように動いてしまうという事実である。犯罪が発生し、そのニュースに注目し、非難し、制裁をくわえる。この機能は、正しく動作している。犯罪者は非難されるべきだし、道徳的にも問題はある。
大衆が娯楽として消費してしまうという事実があるだけである。

 普通に暮らしている人の手記は本にならないけど、連続殺人犯の手記はベストセラーになる可能性もある。

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