トレーニングログ ミズノ・ランニング・クリニック

mizuno running clinic 先日申し込んでいたミズノ・ランニング・クリニックに行ってきた。昨日、電話があり、「明日は天気にかかわらず開催はしますが、走れないと思います。ですので、参加にかかわらず返金します。天気を見て不参加の場合でも連絡は要りません。その場合でも、後日店舗に来られた時に返金いたします」とのことだった。が、折角の機会なので行ってきた。

 参加者は自分を含めて9人だった。受付を済ませたらその場で現金で1000円返してくれた。講師以外にも大勢のスタッフがいて、申し訳ないくらいだった。まあ、1,000円は決意表明みたいなもので、参加者の正確な人数を把握するために預かっておくといった性格だろう。無料にすると対していく気もないのにとりあえず申し込んで連絡なしにキャンセルする奴らが出てくるから。

foot print
左右の差は少なく、平均より少し細いらしかった。扁平でもハイアーチでもなく標準だった。左足がベタッとしているのは姿勢の問題と思う。
 10時半開始ということだったが、到着したらすぐに裸足になってスキャナの上に立ち足型写真を撮ってくれた。残念だったのは、まっすぐに立ててないと思ったのに撮影が終わっていたことだった。後ろに人の気配を感じたので取り直してもらわなかったのは失敗だった。すぐにプリントアウトして渡してくれて開始を待った。

 座っていたらスタッフからミズノシューズの試着を進められたので、wave aero を履いてみた。デザイン的に「なし」な靴ではあったが、試着だから。更に、サポートタイツと靴下も貸してもらった。

 10時半から座っての、簡単な全体説明の後、講師、スタッフ、参加者全員で自己紹介。講師によるトークが続いた。3時間2分とか1年363日走るといった化物の話は読み物を読んでいるような感じであまり参考にならない。住んでるコミュニティが違う感じだ。でも、先日の大阪30Kや舞鶴赤れんがパークハーフマラソン、昨年の福知山マラソンに出走されていたらしく、少なくとも舞鶴赤れんがパークと福知山マラソンではすれ違っていた(折り返しが有るので自分より速い選手全員とすれ違った)というのは親近感が湧いた(全然レベル違うけど)。また、ストレッチと体幹トレーニングは目新しさはないが、実際に動きを見ながらやってみるのは雑誌やyoutubeを観るのとは違う。また、体幹トレーニングをやったほうがいいんだということを思い知らされる。全部は覚えていないが、雑誌とかに出ていたものをちょっと真面目に取り組んでいきたい気持ちになった(普段からやっていることも幾つかあった)。

 その後、下の駐車場で実技。といっても10mくらいしかないので、ランニングドリルくらいしかできなかった。ランニングドリルは自分もたまに気まぐれにやるものと一緒だった。これも、ちょっと頻度を増やしたい。ただ、フォームについては、大半が自分以上に初心者だったこともあって、ヒールストライクを勧めていた。ヒールストライクがいいというのではなく、最初はフォームにこだわらず、走る習慣をつけるように導くという姿勢だった。「その上で、筋力がついてきたらフォアフットにすればいい」ということで、フォアフットについても言及していた。ただ、一つだけ不満というか、決定的に不足していたと思うのは「着地位置」についてだった。これは初心者だからどうでもいいというものではないだろう。自分がここまで走れるようになったのは重心の下で着地することを知ったからだ。それを知らなかったら、ヒールストライクで重心より前に着地して膝を壊していたと思う。

 最後に全員で狭い駐車場を何周かしてフォームを見てもらったが、全然普通の走り方ができない距離・速度ではどうしようもないだろう。講師の責任というより天候のせいなので、不満はない。

 wave aero は Adidas Bostn boost に対して遜色のないシューズだった(当然だろうが)。屈曲しにくさは Boston boost に匹敵しそうだった。重さも大差ないだろう。フィット感も良く、軽く感じた。wave rider と比較するとかかとの厚みが少ないのと上から見た時のソールのはみ出しが小さいのが分かった。まともに走っていないので、Boston boost や Newton GRAVITAS V のように、フォームが決まれば力を入れなくても5分30秒で体を運んでくれるかどうかまでは分からないが。ミズノのシューズではヒールのウェーブが強調されるが、自分が目指す走りではそこは余り重要ではない。そこに工夫をこらし重くて大きいヒールを付けられてもじゃまな感じだ。

 アウターソウルの硬さも今日の走行では分からなかった。アウターソールが硬いと路面の継ぎ目や小石を踏んだ時に足首に来る。個人的には好きではない。更に、このデザインは・・・。NIKEやadidasは伝統にとらわれること無く、メーカーの象徴たるマーク(NIKEならスウォッシュ、adidasなら三本線)をペイントにしているモデルがあるが、wave aero にはばっちりとでかいメーカーの印が縫い付けられている。メッシュの素材感や補強材の材質や質感が Newton gravitas V のようだ。つまり一時代前のデザイン。

 タイツは適度なコンプレッションで履きやすくてサポートもあって良かった。しかし、これも価格が高い。今使ってる 2XU は一枚1,200円くらいやからな。この価格が異常値なのではあるが、その数倍を払って大差ないものを買うのもなぁと思ってしまう貧乏性。

 フォームを診断してもらえなかったのは残念だったが、面識のないランニング愛好家と一緒に過ごすのは楽しかった。

 p.s. 他の会場ではどうか知らないが、ミズノ製品1000円割引クーポンとナップサックをもらった。水の製品は1001円以上の買い物で使えるという剛毅な設定だ。他にヒマラヤチェーンの 3,000 円以上買い物すれば 500 円を引いてくれるクーポンももらった。一瞬、wave aero かタイツを買おうかと思ったが価格を見て諦めた。長袖シャツかウィンドブレーカーにしよ^^

KW:赤レンガ

「トレーニングログ ミズノ・ランニング・クリニック」への2件のフィードバック

  1. 自分なりにイメージを持って練習しても、本当にそれができているかどうかは分からないですからね。

    大阪まで行けばトレッドミルで走っているところを動画にとってもらえるんですけどねぇ・・・東京にも有るので行ってみてはいかがでしょうか。

  2. 色々と収穫の多いクリニックだったようですね^ ^
    ネットや雑誌から情報を得て、色々と試しながら走ってみたりするのですが、それが自分にとって適切なのか?が判断できないので、トレーナーさんなどにみてもらってアドバイスを頂けるのは貴重な機会ですよね^ ^
    今回は実走は無かった、とのことで残念でしたが、次回に期待ですね^ ^僕も何かしらのクリニックに参加してみようかと思いました^ ^

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