ブリヂストン

自転車用非空気密閉型ホイールシステム

う~ん、微妙。子供用のプラホイールの変形にしか見えない。ピンク色の部分で衝撃吸収を行わせることで外周の接地部分に中空ゴムを使用しなくてもいいということか。

 この記事のタイトルはおかしいなぁ。タイヤじゃなくてホイールが目玉だ。タイヤ(正式にはチューブ)に空気を封入しなくていいホイールシステム

 オリンピックの日本選手がこのホイールでレースに出ることを目指してほしい。レギュレーション上難しいかもしれないが、それも込で。それができれば世界的普及に繋げられるだろう。中心の黒い部分をカーボンで作ればインパクトも十分だろう。

 実際にはコンセプト写真にあるように、ママチャリ向け(非スポーツ用)の製品なのだろう。電動アシストなら重量的な制約が少ないからいいかもしれない。また、小排気量のエンジン付きバイクとか。

 数センチの厚さのタイヤで吸収できる衝撃を吸収するための緩衝材が大きすぎる気がする。タイヤ自体をランニングシューズのミッドソールのような素材にできないだろうか。リムの形を変えてフォームを薄くしたら重量増を抑えられないか。

ブリヂストン「絶対にパンクしない自転車用タイヤ」、東京五輪に向けて開発中|WIRED.jp
ブリヂストンが2020年に世界の目が東京に集まるそのときを見据え、取り組んでいる「パンク知らずのタイヤ」。その自転車用製品の開発が発表された。夢の実現を可能にするのは、マテリアルとデザインにおける革新だ。

自転車用エアレスタイヤの仕組みは、熱可塑性樹脂を用いたスポーク構造によって伸縮する車輪が、回転しながら形状を変化させることで、搭乗者や車体の重量を内側から支えるというもの。基本的な概念は自動車用の仕組みと変わらない。

また、タイヤの生産に使われている素材はすべてリサイクル可能な物質であり、使い古したタイヤは一切廃棄されることなく新たな商品へ生まれ変わるのだという。エアフリーの概念は、パンク時に生じるタイヤ交換の手間を省けるだけでなく、廃棄物から生じる二酸化炭素の低減にもつながるというわけだ。

熱可塑性樹脂とは、熱すると柔らかくなり冷やすと固くなる合成樹脂のことで、用途や環境にあわせて多用な形状に変化する性質をもつ。ブリヂストンは、この特性を高速で回転しながら熱を帯びる車輪に応用し、従来の空気圧に頼ることなくタイヤの弾力を発生させる次世代型タイヤにたどり着いた。

今回の自転車用エアレスタイヤについては、2020年の東京オリンピックで世界中の人々が往来する機を見越して、2019年の流通を目指している。持続性と利便性とを両立できる製品として注目されていくことは間違いないだろう。

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