赤坂・道場ルートは高速の工事現場で閉鎖

池の近く。この時点でこの先地獄の押しになって戻ってくるとは夢にも思っていなかった・・・
池の近く。この時点でこの先地獄の押しになって戻ってくるとは夢にも思っていなかった・・・
 昨日、自宅にマウンテンバイクを持ち帰ったのはこのルートを走るため。Gary Fisher HOO KOO E KOO を盗まれてから一度も行けなかったルートだ。

 10時半頃にスタートして昼までに返ってくるつもりだった。シングルトラックのスタート地点まで20分、シングルトラックを30分、道場からの帰路に40分程度だ。

 引っ越ししてからの運動はウォーキングが大半で休みに 405 か IZOARD に乗ったときに160bpm程度までわずかに入る程度だった。今日はシングルトラックの入り口までの急阪で180bpmを超えてしまった。こんなにキツイのは久しぶりだった。以前、このルートに通っていた頃にはスタート地点までに苦労した記憶はなかった・・・時々は高い負荷をかけないと弱くなってしまうらしい。

 トラックは少し整備されていて倒木が何本か取り除かれて乗車率が上がっていた。が、先日のルートと同様広葉樹がうず高く積もっていてグリップは悪かった。そして、この地方は六甲山の造山帯で、独特の脆い左岸の大ぶりの石塊がルート上にゴロゴロしていて非常に走りづらい。ゆるい上りでもこういう石に乗り上げると後輪が空回りして進まなくなってしまう。しかも、これらの石が枯れ葉に埋もれているところが多くて苦労した。

 途中の池を過ぎて百丈岩の下の分岐まで幅5mくらいで整備されていて走りやすくなっていた。そこから以前はガレ場で危険でスリリングだった道に入ったが、道幅が広げられて走りやすくなっていた。といってももちろん、高速のダウンヒルを楽しめるような状態ではなく一面に石がゴロツイている危険なだけの道になっていた・・・そして・・・

星のところまで行って引き返した。スタート地点は地図にない右上方向。
星のところまで行って引き返した。スタート地点は地図にない右上方向。
 最後の最後、残り数百メートルになって、以前なら一気に走り抜けられる楽しいトラックになっていた場所の雰囲気が一変していた。高速道路の工事現場になっていたのだ。しかも作業をしていて通れる雰囲気ではなかった。

 このルートは基本下りで標高差は150mくらいある。足元の悪い上り坂を自転車を押して登らなければ帰れない・・・


百丈岩を少し下ったところから見る。
百丈岩を少し下ったところから見る。
 途中で、百丈岩から道場に降りる道が通れるかと思って百丈岩まで押して登った。そこから100mくらい下がったところまで自転車を押して降りた(厳しすぎて自転車に乗っては下れない)。が、その先が不安になって徒歩で斥候に出たが、とても自転車を押して降りられるような坂ではなくて諦めた。このミスは痛かった。時間も体力も大きく削られた。そして、水を持っていなかったので喉も乾いて腹が減ってきた・・・

 そこからはひたすら押した。このルートの坂は水の通り道になっているところが多く、下りなら底の部分にタイヤを入れて降りていけばなんとかなるが、上りは足を置く場所が無いから押して歩くことが難しい。斜面も枯れ葉が覆っていて足が滑って厳しかった。途中、足が滑ってバランスを崩して転けて足を痛めたりもした。

 家に着いた時には1時半を過ぎていた。fitbit のタイマーでは2時間45分かかっていた・・・この内、大半は自転車を押して登っている時間だった。辛かった・・・でも、楽しかった。マウンテンバイクは楽しい。

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