机自作プロジェクト step7 仮組み

ついに机らしくなったね。
ついに机らしくなったね。
「仮組み」とは名ばかりで天版を置いただけだが、完成形に近づくと嬉しい。

このままでも、安定性はあるので重量物を脚の外側に集中して置いたりしなければ問題はなさそうだが、取り付け作業をする度に上の物を降ろさなければならなくなるので、iPadくらいにとどめている。

椅子が机にキレイに収まるのも嬉しかった。これは計算外だった。

後は脚と天版を固定するだけだが、脚を組み立てる時にいい加減にしたせいで、脚と横棒との高さが揃っておらず、またもやヤスリで削る必要がある。鉋でやれば簡単なはずだが、鉋を持ってきていない。持ってきても、鉋自体のクオリティ(兄が中学校に入る時に技術家庭の実習のために買ったもの)と自分のスキルの問題とで、木工ヤスリで削るのと大差ない労力が必要になる可能性は高い。

ゴリゴリと削ること約30分、高さ合わせは完了した。ここまで来ると、やらないでおくつもりだった塗装も気になってきた。刷毛を使っての塗装は面倒で嫌だが、オイル仕上げなら道具を買う必要はなさそうだ。

保護や艶を求めるならウレタン塗料一択だが、「表面に手垢などがつきにくくなればいいなぁ。色については自然の変色に任せればいいと考えているから着色も要らない」という程度の思い入れなので、刷毛を使って塗ったり塗り重ねたりはしたくない。

そこで、色々と調べて油で拭けばいいという結論に達した。そして、とりあえず食用のごま油で試してみた。驚くかもしれないが、亜麻仁油やエゴマ油など食用の油は木工用の塗料として使われている。エゴマ油は木工塗料専用のものもあるくらいだ。

ごま油にしたのは、亜麻仁油やエゴマ油に比べて単価が安いから。そして、食用にしたのは小量のビンがあるので試すのに都合がいいのと、残った時に普通に食べて消費することができるから。純粋に単価だけ見れば木工用のエゴマ油が安いが、500cc 1700円のものしか近くにはない。

スーパーで一番単価が安いごま油と綿の布巾を買ってきて、脚で試した。ホントはサンドペーパーで地を均した上で塗るべきだが、既成概念を壊すことが得意な性格なので、あえてそのまま塗ってみた。

表面がしっとりし木目が少しだけはっきりした。古い材木を使った脚は全体に濃くなって着色したようになった。

 

縦に見える棒が塗った後
  
ごま油仕上げ
脚。上が塗った後。

 
木目が浮き出た。木によって木目やフシの入り方が違うのがわかって楽しい。
 
 

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