fitbit charge HR 05 アプリ

 これらのデバイスはクラウドサービスやスマートフォンアプリと同期してなんぼだ。当然、fitbitもiPhoneとAndroid向けのアプリとウェブサービスがある。ウェブサービスを利用するには、同梱のUSBレシーバーを使いドライバをインストールしなければならない。PC の OS は win と Mac 対応。Bluetooth で Mac と同期してくれれば便利だが、win マシン は bluetooth を搭載していない機種があるし、Bluetooth レシーバーを後付けでインストールさせるとサポートが大変になるから専用のレシーバーを採用しているのだろう(同じ考え方で logicool は USB 接続レシーバーを採用している)。

 Macでインストールされるのはメニューバーアイテムだけで単体のアプリは無い。UIも同期のためのダイアログのみで、設定や同期の結果は全てブラウザで行う。データは全てクラウドに置いて端末のアプリはデータの入力・表示のみを行うという考え方だ。こうしておけば、ローカルアプリのバージョン完了をしなくて済むからだろう。サポートも楽だし。

fitbit dashboard
web 版のダッシュボード
 ここに表示されている機能は編集後。最初はもっと沢山のメーターが表示された。また、他にも最初からは表示されない機能もある。

 右上の「オーバー」と書かれたメーターはその時点での目標カロリーと取得カロリーが表示されている。「このままではオーバーのまま」というのが一目でわかる。オーバーというのは当然このままで行けば消費量<摂取量で終わってしまう。天候・体調・時間という条件さえ揃えば取り返すことができる。そして、そのために運動するという習慣を付けることが fitbit に限らずフィットネストラッカーのメリットだろう。今どきのデバイスがいいのは、スマートフォン用のアプリがあり、日中でもこれを確認できることだ。「今日は昼食の定食が重かったから、帰りの徒歩の距離を増やそうか」となりやすい。可視化することで行動を促すことだ。

 これを見て行動を変えられない人が「フィットネストラッカー付けても意味が無い」といって付けなくなる人だろう。フィットネストラッカーを付けて効果を出せる人と出せない人の違いはここだろう。自分は前者になりたいと思う。

 心拍数のメータは過去7日の運動量が分かる。平日でも自転車で通勤できた日はそこそこだが、雨でバイク通勤しウォーキングもできない日は明らかに少ない。そして、そんな日はカロリーも当然オーバーしている。

 一番面倒なのは食べたものの記録だ。次に忘れやすいのが体重。食べ物は後でも思い出して入れられるが、体重は測ること自体を忘れていたら遡れない。また、体重は条件を決めて測らないと意味が無い。一番安定しているであろう起き抜けに測ろうと思うが忘れることが多い。夜は食事の時間や風呂の時間といった変動要素の影響でぶれやすい。食事と排泄、水分補給のタイミングで1kgくらいは簡単に上下するし、体脂肪率も水分の状態で1%は誤差の範囲だ(体脂肪は電気抵抗で計測する)。

 また、体重計で測った数字を入力するのが面倒。脱衣場にある体重計で計測し、それを見(メガネを外しているので見るのもけっこう面倒くさい)、覚えて、リビングに来てiPhoneかiMacでfitbitを起動して入力しなければならない。いまの季節だからさほど苦にならないが真冬だったらと考えると、一連の動作が憂鬱になる。これをどうにかできないかと思うが、fitbit のWi-Fi体組成計は日本では売っていない。他社のでは記録と転記は楽になるが、最後でfitbitに転記しなければならない残念感がある。そこまで来ながらあと一歩が届かない残念さだ。

 他の機能がある。

  • アクティブな時間
  • トップバッジ
  • 今週のアクティビティ
  • 体重
  • 友達
  • 安静時心拍数
  • 歩数
  • 距離
  • 階数
  • 食事の計画
  • プレミアム

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