Surface pro3

surface pro3 Surface pro3 が発表された。

 詳しくは見ていないが、プレゼンで Macbook Air と比較するシーンが有ったらしいことをは読んだ。Surface を最初に発表した時は iPad キラーであることを強調し、ノートPCとは競合しない、つまり Windows ノートPCを作っているメーカーの需要を奪うことはないと言っていた。今回も「Surface Pro 3 は PC とタブレットの間を埋める」と windows ノートPCメーカーに対する配慮を見せているが、ポーズにしか見えない。

 iPad と Surface を比較する人がいなかったのと同様に Macbook Air と Surface pro 3 を比較する人はいない。WindowsノートPCの代替品としてしか Surface Pro 3 の意味は無い。だって Windows 8.1 を搭載した intle core マシンなんだから。Windows PC 用のアプリが普通に使えることがアドバンテージなのだから。元々 Windows アプリを使っていない(あるいは使おうと思っていない) Mac ユーザーや Mac OS 入門者にとって Windows が動くことしかメリットのない端末なんて比較の対象にすらならない。逆に、Windows アプリを動かすことが必要なユーザにとって Surface pro 3 は選択肢の一つになる。そして、きっとそうする。Surface pro3がヒットしたとして、影響を受けるのは Windows ノート PC だ。

 個人的には全然欲しいとは思わないが、社給のPCとしては魅力的だ。windows アプリを動かすことが必須だからだ。それに、Macbook Air を Bootcamp等でwindowsアプリを使うことはコスト的に難しいし。

 キックスタンドの角度が調節できるようになったり剛性が上がったりしたらしいが、この位置とバランスでは、真四角のアタッシュケースでも使っているのでもないかぎり、電車で座った状態でのタイピングは快適にならない。構造的に無理がある。Surface 礼賛のマスコミが「これで膝の上においてもタイピングが快適になった」と書いていたら、そいつらの過去の記事をさかのぼってみるといい。きっと Surface RT が出た時にも「iPad と違って純正のキーボードがあるのでタイピングが楽。膝の上でもタイピングできる」とか書いていたに違いない。そして、そいつらは「iPad や Android の第一世代が出た時にも 700g でもパソコンに比べれば気軽に持ち運べる」とかも書いていただろう。Xoom の記事では「iPad 2 よりこれくらい重いほうが安定感がある」とか書いていた奴がいたなぁwww

「Surface pro3」への2件のフィードバック

  1. サラリーマンというのは移動中の座れない電車でもPCを広げなきゃならない場面もある。今までは次の駅で降りてベンチを探して広げていたもんだ。つまりこれで降りなくてよくなる。
    この手の記事を書いている連中には経験は無いだろうが。

    1. タブレットみたいに使えるwindowsマシンは前から有りましたが・・・

      サラリーマンですがそんな機会はないですね。インサイダー情報に関わるファイルを社外の人に覗きこまれかねない状況下で開くことはできません。このへんは職種にもよるでしょうが。

      ただ、もしSurface pro3をお買い上げなら、座れないようなくらいの電車内で立ったまま使えるのかお教え下さい。

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