ここダメ #01 iPhone のアラーム

 記念すべき1エントリ目は、みんな大好き iPhone だ。

 Apple の製品は全て紅毛碧眼のグローバル端末だ。日本語がちょっと苦手で、日本の習慣に馴染もうとしない頑固な面も持つマイペース野郎でもある。これは、漢字Talk6.0.3 から付き合ってきたマカーだからよく知っている。Mac や i デバイスはよく知っているつもりだし、iPhone で初めて Apple 製品を触ったようなニワカよりは付き合い方を知っているつもりだ。

 しかし、ここは直せよと思うことがある。一部、スマートフォンやキャリアの環境に依存することを iPhone の責にきするのはこのエントリの趣旨ではないので(それは別にやる)限定する。

 第一回はアラームだ。ガラケーから乗り換えた人が驚くことの一つだろう。「目覚ましに使えない」

 日本製(日本メーカーの製品という意味で、実際の組立が何処かは別)端末を使っていた頃は、寝る前に携帯の電源を切り枕元に置いて寝た。電池の消耗を防ぐのと夜中に配信されるメールマガジンの着信に起こされない為だった。朝、指定時刻に電源が入り指定時刻に好きな曲から作った着信音が鳴り、スヌーズを押すと設定した時間の後に再度アラームが鳴った。

 ところが、iPhone は指定時刻に起動する事はできない。スヌーズの間隔や回数を設定する事もできない。サードパーティのアラームアプリは電源投入以外の事はできるものが多い。しかし、Apple の制限のために使えないものになっている。標準の時計以外は、スリープ中にアラームを鳴らすことができないのだ。できるのは通知だけ(右の写真:iHandy software Alam Clock Pro)。そんなもんで目が覚めるくらいならアラームなんか要らんわ。

 アラームで目を覚ます方法はある。ただし、アラームアプリで目を覚ますためにはアプリを起動した状態にしたまま寝なければならない。固定電気式アラーム時計と考えれば同じともいえる。しかし、そのためだけに無駄に電池を消耗するのも充電するのもいやだ。iPhoneの場合には電池交換のコストが高い。電池そのものも高いし、それ以上に交換をしてもらうために必要となるコストが大きいのだ。

 アラームを目覚ましに使うことについては日本と海外とで認識が違うのかもしれない。iPhone 3GS の前に使っていた NOKIA の N73 も標準のアラームは似たようなものだったが、日本ではSoftBankに機能を制限されてスマートフォンとしてのポテンシャルは発揮できないままだったが、アプリを入れることで「少しマシに使える目覚まし」になった(その後、アプリがバージョンアップされてまともに動かなくなってしまったが・・・)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です