podcast : 流行りモノ通信簿 #158

  流行りモノ通信簿157回を聴いて想起したこと。

カレンダー

 お二人とも紙の手帳というのが、ちょっと残念だった。「おいおい、手元のスマートフォンはどうしたんだい?」という感じ。自分は「業務上のスケジュールは共有できてなんぼ」だと思っているので、業務上の予定はイントラネットのスケジューラで管理してほしいと思う。好きなレイアウトで表示することも可能だ。

 自分が勤めている会社では、スケジューラに入れなかったり、他の人が入れているスケジュールを見ずにいる人間がネックとなっている。ミーティングをするときにスケジューラーで会議室と参加者の予約をすれば分かるはずなのに、自分の手帳だけを見て決めるから周囲が迷惑する。

 自分のチームではToDoの管理も「共有 ToDo(garoon)」で管理しようと試行中だ。自分のチーム(4人)は自分以外は全員20台なので効果的に運用できるが、他部署や同じ部の他チームでは全く活用できていない。個人的には Toodledo のような高機能なツールで共有したいところだが、全員がスマートフォンを持ってるわけではないし、使っていてもこういったアプリを使うためのリテラシーが不足している人間に足を引っ張られて使えない。低レベルの人間に合わせなければならないのは日本企業の良い所www

 自分は Google calender と Toodledo を iPhone の PocketInfromant と同期しているが、イントラのスケジューラと重複して入力しなければならないところがネック。Garoon から Google カレンダーで読み込めるファイルを書き出すことができるが、一方通行では意味が無いので使っていない。Syboze は Google や Toodledo との同期を開発することは無理なんかな・・・まあ、Syboze を導入しているような企業ではそんな需要もないか・・・

会話について

 投稿とそれに対するお二人のアドバイスを興味深かった。自分はいい年なので、今更コミュニケーションスキルを磨く必要もないが(諦めてるw)、気持は痛いほどわかる。会社の帰りにエレベーターで一緒になり駅まで一緒に歩くような位置関係になった時は今でも居心地が悪いし、飲み会とか勘弁して欲しい。

 こへいさんの「質問のストック」を持っておくのはいい案だが、番組でも言われていたが、相手によっては通用しない。自分は年齢的に年下の人間と話すことが多いが、気を使って色々と話しかけてくれる人がいて、正直苦痛。「お前、俺にそんなに興味ないやろ。無理せんでいいから黙っとってくれ」と思う。

サイバー犯罪

 サイバー犯罪については、整理して対策を打つ必要があると感じる。技術的なものと運用面によるものとを意識する必要があるだろう。例えば、ウィルス対策ソフトを入れるのは技術的な対策で、訳の分からないメールに付いてきた実行ファイルを実行しないというのは後者だ。

 被害の集計にあったように、一番多い詐欺というのは後者だ。盗難・紛失と合わせれば半分以上が運用による被害であり、スマートフォンだから発生したものではない。従来携帯電話で行われていた詐欺がスマートフォンを使って行われるようになっただけだ。だから、スマートフォン上で対策を打っても半分にしか効果が無いし、運用次第で半分以上は防げるということでも有る(紛失はサイバー犯罪ではないとは思うが)。

XPサポート終了(157回)

 ほねすとさんのような人ですらSP3を当てていなかったということにXP移行の難しさが現れている。

 ほねすとさんにパソコンの使い方を聞きに来るような人たちが Windows update をちゃんと設定して運用しているとは考えられない。企業で使われているPCでも windows update によって常に最新の状態になっているものは少ないのではないだろうか。自分のPCを3ヶ月ぶりにやってみたら 57 本のアップデート(大半がセキュリティアップデート)があった。こんなことを他にしているのを、自社内では見たことがない。

 逆に言うと、XPのサポートやアップデートがあろうがなかろうが関係ない。XPのサポート終了は Microsoft とパソコンメーカーの買い替え需要喚起のために存在するようにしか思えない。衛生商品の「XXにはy百万の細菌が・・・」という脅迫広告と一緒だ。

 この商法が功を奏するのか、オリンピック効果を期待した家電メーカー(ほとんど重なってるところが切ない)の轍を踏むのか、楽しみだ(自分はマカーなので対岸の火事)。

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