「Amazon の電子書籍はナマもの」或いは「森見登美彦は買い相場」

電子書籍価格比較:Amazon 圧勝で電子書籍版の価格が一番安い事を取り上げた。その後、購入しようとしたら価格が変わっていることに気づいた。すでに圧勝しなくなった。

 四畳半王国見聞録は大きく安くなっているが、単行本の価格を基に値付けしていたものを文庫本ベースに見なおしたのだろう。それ以外はほとんどが大幅アップだ。宵山万華鏡を買うなら今のうちだ。四畳半神話大系を買わなかったのが悔やまれる。140円上がっただけだし、紙本よりは安いし、他のサービスと同等になっただけではあるが、これを見て購買をためらってしまう消費者心理は否定出来ないだろう。

 これまで Amazon の電子書籍の価格を注意して見ていなかったので、特別セール対象外のタイトルの価格が変動することを知らなかった。ほしいと思ったものが紙本よりかなり安いと感じたら買っておくことだ。また、単行本と文庫本があって、電子書籍が文庫本より高い場合には待ちだ。

タイトル 現価格 旧価格
有頂天家族 600 400
夜は短し歩けよ乙女 540 340
四畳半王国見聞録 489 1120
四畳半神話大系 660 460
宵山万華鏡 420 420

 自分が「夜は短し歩けよ乙女」を買った時には460円だったが、更に値上がりしていた。その分作者の手取りが増えることを祈るのみだ。

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