ヤマダ電機、オリジナル7インチタブレット「EveryPad」発売 レノボと共同開発

price1 意外な参入者がタブレット市場に現れた。まさか、小売チェーン店がオリジナルブランドのタブレットを組み立てメーカーの OEM で売るというビジネスモデルだ。コンテンツ販売業者が自社の流通経路をコントロールするためにオリジナル端末を開発する例はあった(Amazon,Kobo,B&N)。しかし、ヤマダ電機は違う。電子書籍のようなコンテンツを持っていない。

サイトには「ハイスペックタブレット」とあるが、これはハイスペックとは言わんだろう。気になるのは、Googel play が使えるかどうかだが、一言も言及されていない。推してくるのは「ヤマダならではのコンテンツ」だけで、Android タブレットのアプリについては全く言及がない。ペンもついてくるとあるが、100円ショップで売っている程度のものだし、本体には収納スペースはない。

 何のメリットがあるのか理解に苦しむが、どうなることか。このブログでのおすすめポイントはマイナス30だ。数年後が楽しみだ。

ヤマダ電機、オリジナル7インチタブレット「EveryPad」発売 レノボと共同開発 – ITmedia ニュース

ヤマダ電機は、レノボ・ジャパンと共同で開発したリジナルの7インチタブレット「EveryPad」を7月12日に全国の店舗とECサイトで発売すると発表した。価格は2万1800円。

 PCやタブレットの操作に慣れていない人にも快適に使ってもらえるよう、音声認識を利用した検索や、付属ペンによる手書き入力機能、ビデオ通話や音声通話を行うアプリを標準搭載。音声対話アシスタント「デンちゃん」と会話しながら情報検索できる音声コンシェルジュ機能は、8月中旬には運転中の操作に特化した「ドライブモード」も提供するという。保証期間は2年間と他製品より長く、「はじめてのタブレットにも最適」という。

 特徴の1つはプリセットされる「YAMADA Multi SNS」。「ヤマダモール」「ヤマダゲーム」「ヤマダイーブック」など同社が展開する各サービスを集約し、ヤマダ電機グループや系列店で互換利用できるポイントを武器に、相互利用を促進する狙いだ。EveryPad購入者限定セールなどの特典も用意するという。

 OSはAndroid 4.2を搭載し、CPUはクアッドコアプロセッサー、RAMは1Gバイト、ストレージは16Gバイト。7インチのIPSディスプレイは5点マルチタッチに対応する。サイズは194(幅)×120(奥行き)×11ミリ(厚さ)、重さは約345グラム。レノボ・ジャパンと協力し、ソフトウェアをカスタマイズするなど半年間かけて開発した。

 ヤマダ電機の一宮忠男副社長は「必要な機能や使いやすさをユーザー目線で追求した、日常的に店頭でお客様と接するヤマダ電機だからこそ開発できたタブレット。第2、第3のオリジナルデバイスも検討している」と話し、今後のサービスやラインナップの拡充に意欲を見せている。

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