ストレスを解消するには体をいじめるに限る。時間がかからずに痛めつけるには登るに限る。自宅近辺で手頃なルートといえば六甲山の東ルートが最適だ。ということで、行ってきた。
家の近くから一度下って阪急電車逆瀬川駅から登るルートにした。逆瀬川に向かうR176の道路標識で気温5度だった。標高200m程度のその場所で5度ということは標高900mの六甲山頂上付近は何度になるんだろうと漠然と思いながら逆瀬川に向かった。宝塚は年末の慌ただしい雰囲気につつまれていたが、自分には全く無関係。
逆瀬川からの登りはいつも通りきつかったが、気温が低いお陰で息が上がらずに済んだ気がする。しかし、登りが連続すると体は温まり汗が滴り落ちるくらいになった。東ルートは登り切った所から峰を何キロか走らなければならい。ここが厳しい。暑い季節だと気持ちのいいクールダウンだが、この時期には濡れたまま零度程度の気温の中をかなりのスピードで走ることになってしまう。ここからガーデンテラスまでで完全に冷え切ってしまった。
ガーデンテラスでウィンドブレーカーとオーバータイツを着て汗を拭いただけですぐに裏六甲に向かった。一刻も早く標高を下げたかったから。今日は空気が澄んでいて見晴らしが良かったが、iPhoneを取り出す気になれずに、写真はおろか foursquare のチェックインすら出来なかった。
下りでは寒さのためにスピードが出せなかった。有馬温泉への登りで体を温めようと思ったが、短い登りでは温まることもなく再び有馬温泉>山口町の下りで再び冷え切って自宅に到着。下りをゆっくり走ったり途中でウィンドブレーカーを脱いだり着たりしたが2時間50分で到着した。東ルートは当分登れないと思った(^^;