(;・∀・)「2013年は5インチ・スマートフォンがブレークする」

 スマートフォンは片手で操作したい。なので、この動きには全く魅力を感じない。むしろ、選択肢が減る方向になって、Appleまでもが iPhone 5 でシリーズのアスペクト比を崩してまで画面を大きくしたことにガッカリした(実際には薄くなったので思ったほど悪化はしていなかったが、決して従来のサイズと同等とは思えない)。その理由の多くが、「上のほうのボタンが押しにくいねん」に集約される。アメリカ人男性の平均的な大きさなら iPhone 5 くらいなら片手で持って上のほうのボタンや通知ドロワーを引き出せるのかもしれないが、自分には難しい。Twitterの送信ボタン程度なら構わない。投稿一回に付き一回しか押さないから。しかし、ページ送りといった操作ボタンが上端にあると不便この上ない(この点で、Flipboard は失敗していると思う)。

 これにたいするアンチテーゼとして素晴らしいアプリが日本で開発された。個人の開発者が作ったもので、荒削りだが、コンセプトがはっきりしていて清々しい。このUIの考え方をOSレベルでガイドラインとして取り入れたら 5 インチのスマートフォンでも困らないかもしれない。このあぷり Twitee については書き尽くせないし絶賛されているのでggrks。

 ただ、ガラケーから今頃になってスマートフォンに乗り換えるような非ヲタな人たちにとっては、「スマートフォンは両手で操作するもの」という先入観が出来上がっているかもしれない。元々折りたたみの端末を使っていただろうから物理的な大きさにそれほど抵抗もないかもしれないし、女性などはガラケーのテンキーでも両手で操作しているのを良く見たから、片手で操作できることに対する価値観が違うのかもしれない。ハンドバッグなどに入れて運び、両手で操作するというのであれば小さいことに対する要求レベルは低いかもしれない。どうせ、でかいケースに入れちゃうんだしねww

 自分としては、スマートフォンはスーツのズボンのポケットやワイシャツのポケットに入れて邪魔にならない大きさで、片手で必要な操作すべてが行えるUIというものが理想だ。これはタブレットの時に口を酸っぱくして書いた(w)大きさが変わればUIも求められるUIも変わるのスマートフォン版と言えるだろう。

アナリストによれば2013年は5インチ・スマートフォンがブレークする— 6000万台、136%のアップ

アナリストのIHS iSuppliの調査によれば、大型のディスプレイを備えたスマートフォンが今年はブレークするという。iSuppliはこうしたスマートフォンをファブレットと呼んでいるが、今年は市場シェアが2倍以上に増えるものとみている。また2013年の出荷台数は6040万台で2012年の実績の2560万台」から136%のアップとなると予測している。こうした予測は IHS iSuppli Mobile Handset Displays市場予測レポートに掲載されている。

iSuppliはファブレットを「5インチ以上のディスプレイを搭載したスマートフォン」と定義している。最近CESでお披露目された、Huaweiの6.1インチのモンスターやソニーの5インチ・モデル、Xperia Zなどがこのジャンルに含まれる。

iSuppliによれば中国のモバイル・メーカーがこの分野で先陣を切っているようだ。LenovoとZTEが最近のトレードショーで大型ディスプレイを搭載したモデルを発表している。

iSuppliではファブレット市場は2013年以後も2桁の急成長を続けるものと見ている。これは大型のディスプレイの製造コストが急減しつつあることも一因だ。2016年には1億4000万台に上るだろうとしている。

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