タブレットに合体変形する携帯ASUS PadFone 2国内発表、SIMフリーで7万9800円 – Engadget Japanese

 従来からあったマシンのOSを差し替えただけだ。一本の回線契約でスマートフォンとタブレットの両方で使えるのは魅力的だ。価格も高く見えるが、SIM フリーのスマートフォンとWAN回線付きタブレットを買うよりは安上がりだ。ただし、以下の点からこれがデジタルヲタ向けのゲテモノという評価から脱することはないだろう。

  1. キャリアの割引プランが受けられない
  2. スマートフォンとタブレットを同時に使用できない
  3. タブレットの仕様がショボイ

 他に、UI をどう扱っているのか疑問が残る。本体がスマートフォンとしてOSが認識しているものが、タブレットになった時にタブレットに最適化したUIに切り替わるのかどうか。もし、変わるとしたら、それはメーカーの実装によるものであり、かなりOSの奥の方での読み替えを行なっていることが予想される。そして、そういうことをしたOSは往々にして不安定でアップグレードが受けられない。特に、Android は過去に出たばかりの端末のアップデートができないまま切り捨ててきた歴史がある。そして、切り捨てられた端末の多くがそのようなローカルなハードウェアを使っていた。

 経済的な負担が大きいのにそれを正当化するほどの利便性がないところが致命的だ。なにより、タブレットの仕様がショボすぎる。今時 10 インチで 1280×800 ピクセルなんて考えられない。iPad mini ですら低解像度と叩かれているのに。そして、今開発の速度が速いのはスマートフォンよりタブレットだ。要素技術(CPUやメモリ、液晶)の世代交代の期間は短い。4 コア化の後はGPUとメモリ帯域、液晶の世代交代が見えている。そのような中で、2年前の要素技術を搭載したものがシステムの一部にあるのは致命的だ。

 前モデルと同様、ショーで観ることしか無いだろう。

タブレットに合体変形する携帯ASUS PadFone 2国内発表、SIMフリーで7万9800円 – Engadget Japanese

ASUS がタブレットに変身するスマートフォン PadFone 2 の国内販売を発表しました。PadFone は4.7インチ液晶のクアッドコアAndroidスマートフォンが、10.1インチ液晶画面の PadFone 2 Station と合体してタブレットにもなる製品。

ステーションのほうは単体では機能せず、プロセッサもメモリも PadFone 2 本体のものを使います。利点はステーション側がシンプルでコストが低いこと、単体タブレットでは必要なデータの同期やアプリの管理、アップデートなどの手間がないこと、PadFone 2 側のモバイルネットワークを使えること、ステーション側の追加バッテリーで駆動時間が単体の最大2.5倍に伸びることなど。

国内版はSIMロックフリーで販売されるため、ユーザーが自前のSIMカードを挿して好みのネットワークで使うことができます。ネットワークは W-CDMA (DC-HSDPA 900 / 2100MHz)対応。

国内での発売は1月12日、メーカー希望小売価格 7万9800円。

主な仕様はスマートフォン側が 4.7インチ 1280 x 720 Super IPS+液晶、Snapdragon S4 Proプロセッサ(APQ 8064、クアッド Krait コア 1.5GHz、Adreno 320)、2GB RAM、64GB eMMCストレージ。前面1.2MPカメラ、背面13MPカメラ、802.11a/b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0など。重量 約135g。バッテリーは2140mAh。Android 4.1.1。ドックとの接続用に13ピン接続ポート。microUSB接続と、MHL映像出力 / 充電にも対応します。

PadFone 2 Station は10.1インチ 1280 x 800 IPS液晶 (10点マルチタッチ対応)、背面にPadFone 2を挿入する関係で隠れてしまうため1MP前面カメラ、スピーカーなど。重さ約514g。バッテリーは5000mAh。

日本では出なかった初代 PadFone よりも本体側の解像度が高くなったため、タブレットになっても解像度が縦 80ピクセルしか変わらない (うえに最新機種のフルHDより粗い) のは秘密ですが、合体すれば10型で広く見やすく操作しやすくなることはたしかです。

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