iTunes 11 の UI 改悪

  インストール後サイドバーがない状態で iTunes store で起動するから驚くが、表示メニューからサイドバーを表示を選ぶと以前のものに近い使い心地になる。

 しかし、残念ながら、ラジオがミュージックの下に追いやられてしまった。ラジオはソースの種類なんだからミュージックはおかしい。ラジオは音楽だけじゃなくてニュースや朗読や演説(説教?)といったものもある。

 iTunes を 11 にして良かったと思えることには遭遇していないが、サイドバーのアイコンに色が戻ったことだけは良かった。ソースアイコンの視認性が大きく上がった。というか、以前はコントロール類は形だけでなく色でも説明をしていたのに、snow leopard あたりからかメニューバーアイコンやウィンドウのコントロール(クローズボタン、全画面ボタン、最小化ボタン)などもグレーになった。

 右のボタンはSAEZURIのボタン。非常に見やすい。「赤のボタンを押したらウィンドウが閉じる」というのは直感的で説明もしやすい。色覚が不自由な人に配慮するなら老眼や近眼にも配慮するべきだ。方法は簡単。コントロールを大きくすればいい。iTunes も Finder のウィンドウも周囲に大きな余白がある。それをやらずに、色についてだけ配慮したといっても説得力はゼロだ。

 OS X Linon のウィンドウは System 6 の頃より機能は増えてカッコいいかもしれないが、直感的な操作性という意味では優っているが、ユーザビリティという意味では後退している所もある。

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