朝まで生テレビ2

 皇室についてやっている。

 また、小林と意見があってしまった・・・歴史とか法律とかじゃないだろう。跡取りがいるかどうかとか、側室を置けるとか置けないとか、宮家の不在とか言うものではない。天皇=神と本気で思っているのか、天皇の威を借りてでかい面をしたいだけの腰ぎんちゃくかしらないかが、一般日本人から嫁いだ人物の人権を尊重しないのなんか分かりきってるだろう。それが、奴等のアイデンティティだから。

 何の根拠もない、差別的意識に基づいた優越感しか持っていない人間が人権を尊重できるはずがない。だって、やつらには、生まれ意外になんら能力なんかないのだから。

 天皇の世襲制を前提とした法的・テクニカルな話をしても仕方がない。天皇ありきで議論することが間違いだろ。存在自体が日本の憲法と相容れないのだ。

 四之宮(?)の本音が出た。「今の憲法より明治憲法のほうがいい」だと・・・これが本質なのだ。

ドレミノテレビにサンディが!?

 ドレミノテレビの特別編集版(何本かをまとめて夜中にやっていた)をビデオで観ていたら、サンディがハワイ音楽で出ていた。

 NHKの中の人には結構コアな音楽ファンがいるに違いない。嬉しい。今度は、島の歌つながりでランキンをお願いしたい。細野さんか大瀧さんの方向でもいい。

 Life wit palm pilot でも取り上げられていて嬉しかった。「見ないと損ですぜ。」に大きくうなずいた。

 番組は水曜日の午後4時

 ホームページには、先日のエントリに書いた曲おやこバシャバシャのストリーミングビデオもあった。家に帰ってゆっくり聴こうね。

 ドレミノテレビのホームページ

地球大進化

 NHKスペシャルの地球大進化が面白い。

 今日は「全球凍結が私たちを生んだ」というもの。6億年前に地球全体が千メートル以上の厚さの氷に閉じ込められ、気温はマイナス50度になったというものだった。その中で、細菌レベルだった生物は火山の温泉があるところで生き延びて数十万年しのいだということだった。

 全球凍結発生のプロセスは、ある種の細菌が発生するメタンの温暖化効果で地球の温度が高く保たれていたのに、光合成する細菌の発する酸素とメタンが結びついてしまったために、温暖化効果が薄れ、そのために地球が冷却したということだった。そして、火山が発生する二酸化炭素の温暖化効果で氷が融けたというものだった。結果として、海水中に太陽光線が届くようになり、再び光合成をする生物が活性化し酸素の濃度が飛躍的に上がり、酸素を大量に使って身体を作ることが可能になり、大型の生物への進化のきっかけとなった。

 スケールの大きな話でイメージが湧きにくいが、深海底に残っているメタンハイドレートなんかは、氷に押し込められた(現在の水面下千メートルくらいまで氷に覆われ、液状の水自体が現在の深海底や火山などの付近しか残らなかった)なかで、メタン発生菌が作ったものが低温・高圧で凝結した名残なのかもしれない。今使っている原油なんかは、数億年前の大森林の名残だが。

 ただ、少しだけ疑問。マイナス50度程度でバランスした状態から、二酸化炭素による温暖化の影響により温度が上がるプロセスは何十万年という時間を要して、徐々に行われたはずだ。そして、火山活動がそのままだとしたら、気温は上がり続けるはずだ。もちろん、相当高いところで熱収支がバランスするだろうが、またもや生物が存続の危機に晒されるはずだ。それをくい止めたのは、光合成をする生物なのか。

 演出の問題だが、山崎努が出てくる必要性は感じない。むしろ邪魔。それと、イメージ画像で動物が雪の中で死んでいくようなものが流されるが、違和感を覚える。「今の地球が凍結に見舞われたら」という架空の設定かも知れないが、ずさんすぎる。変化は数十万年という期間に行われる。「大型の野生動物が倒れているところに雪が降り積もり」なんてイメージが貧困すぎる。

 平均気温が徐々に下がっていったら、植生が変わる。それにつれて草食動物、肉食動物の大移動が行われるだろう。それは、個々の動物が移動するというイメージではなく、住みよいほうが広がり食べ物の少ない地方の発生率が下がり、物理的な移動限界がきたときにその種が絶滅するのだろう。それは、すごく静かに行われるはずだ。そして、そのプロセスの途中では気候が変わり、土地の住めなかった砂漠のようなところへの動植物の移動もあるだろう。南北からは氷河やツンドラや針葉樹林帯が南下するだろう。最後に野生の動物が生き残るのは赤道付近だろう。しかし、その頃には、現在の赤道熱帯雨林にいるような生物はいなくなっているだろう。それが、現在南北にいる寒さに適応した動物なのか、熱帯雨林にいる生物の進化系なのかはわからないが。

 イメージといえば、「二酸化炭素が増えて再び温度が上がる」というシーンでも、突然気温が上がるような映像(豪雪地帯に春が訪れるといった雪解けイメージ)が流れれるが。そうじゃないだろ。南間年もかかってちょっとずつ気温が上がり氷の厚さが減っていくんだろう。そして、赤道下の氷が太陽光線を通すくらいの厚さになったときに、火山帯近くに生き残っていた細菌が氷の下のうみへと繁殖を開始したのに違いない。そして、氷がとけ水面が空気に面するようになるまでも何千年かかかったはずだ。その下の海で、生物は種の爆発を開始したのだろう。

ドレミノテレビ

 息子がビデオにとっておいてくれて、初めて観た。

 怪しい男(トモトモと名乗る本名立川智也)の打楽器(水を張った桶とか木切れ)の伴奏だけで歌った「おやこバシャバシャ」が特に気に入った。シンプルな伴奏で歌を聴かせるアレンジが渋い。

 思わず、関心空間にキーワード登録してしまった。

 キーワードと重複するが、これは書きたい。それは

トモトモ:「今日はウーアの歌がたっくさん聴けて、トモトモはとっても幸せでした」
ウーア:「ウーアもたっくさん歌が歌えて幸せだった。やっぱり、ウーアは歌が大好きさ」
トモトモ:「トモトモも歌が大好きさ」

 という会話。二人ともホントに音楽が大好きな音楽ヲタなんだろう。音楽ヲタのやる音楽を聴くのが大好き。俺がヲタと書くときはプラス評価だ。何か好きなものがあって、それに夢中になっている姿は醒めた評論家や傍観者と比べ物にならないくらい美しい。UAやトモトモ氏やランキン・タクシーはそういう意味で音楽ヲタだと思う。

 音楽ヲタといえば、先日CAD仕事をしているときに音源がなくて退屈だったのでCDラジカセをCADマシン部屋に持ち込んだ。しかし、CDは壊れているので、使えるのはラジオとカセットテープだけだった。そこで、カセットテープを掘り起こしてみたら、懐かしいものが一杯出てきた。その中でも、音楽ヲタスピリッツを感じさせてくれたのが、SALON MUSICDEODATOSPYRO GYRAだった。Cyndi Lauperも忘れられない。

 チャートやセールスやブドーカンが目当てのハナクソは消えて欲しい。

朝まで生テレビ

 すぐにテクニカルな問題に入ってしまう。小林が始めて納得できる意見を言った。これに沿って話をすればよかったのに、すぐにテクニカルに入り込んでしまうのが残念。飛行機に乗っていくべきだったとか、運転手の言葉に従うべきだったとかいう瑣末なことに拘泥しても意味がない。

 小林の「個人の行動の反省を求めるとか、こういうときにどうすべきかとかいう事を個人が言うことはいいが、権力者が個人に向かって言うな」にはうなずいた。

 彼らはミスをしたかもしれない。しかし、その償いはさせられた。捕まっているときに彼ら自身が、国を批判したり、自分のミスを棚に置いた発言をしたわけではない。自衛隊の撤退を求めたのは犯人グループなのだ。それを、被害者が求めたかのような「自己責任」って、ふざけんな。

 もちろん、家族の言動とか政党なんて、関係がない。犯人は「自衛隊でアメリカ軍を側面支援している日本の国民」を誘拐したのだから。

 今、気づいたが、その後捕まって開放されたカメラマンの一人も出ていた。彼は、「私は、犯人から何の要求もなかったので人質ではない。前の3人といっしょにしないでほしい」と言った。これについて同調する意見が多いようだったが、ここに問題がある。つまり、最初の3人も後の2人も拘禁されたことに変わりはない。違うのは犯人のメッセージだけだ。つまり、3人は犯人の言動の責任を問われているということだ。こんな馬鹿な話はないだろう。

地上波デジタル放送便乗商法?

  先日から、有線テレビ回旋の会社がしきりに営業活動をやっている。

 そのチラシに「地上波デジタル」という言葉がおどっている。そして、「このあたりも工事が完了しましたので。今なら工事費を無料サービスさせていただきます」と大笑顔。しかし、これってただの便乗商法だろう。

 地上波デジタルになったからって今の放送が観れなくなるわけではない。地上波デジタルも、大半が現在流されているものと一緒だろ?

 こういう営業トークに引っかかるのが年配層だ。犬の散歩をしていると、その営業マンが主婦にトーク攻勢をかけているのを見た。「これまで有線放送が必要なかったんなら、契約する必要はないですよ。」と割って入りたいくらいだ。

 親の家に行ったときも、地上波デジタルが始まったらすぐにでも切り替える必要があるように勘違いしていた。そういう雰囲気を盛り上げさせて無理やり普及させようというのが、家電業界と放送行政と一部の放送局が三位一体の作戦なのだろう。さらに、便乗する有線放送業者もな。

アクセス解析結果

 まだ2日目だが、予想通りと予想外の結果が見て取れるのが楽しい。サーチエンジンから来られた人には申し訳ないとか言いようがない。

予想通り:
  トップページより個々のエントリへのアクセスのほうが圧倒的に多い。
  他のblogからのリンクはほとんどない。
  検索語のトップが「エンタの神様」で、「A5502K」とか「AX300」が続いていた。
  はやみち経由のアクセスは多い。
  昼休みのアクセスが多い。

予想外:
  アクセスの大半がサーチエンジン経由だった。

  サーチエンジン検索のアクセスの半数以上がYahoo経由。
  沖縄関係の検索による来訪者が多かった。
  MyBlogJapanからのアクセスはほとんど無い。
  ブックマークから来る人がいた。
  レアな環境(win95、Netscape 3.01)からアクセスがあった。

 予想外の一番は、Yahoo検索から来る人がgoogleのそれをはるかに上回っていたこと。「エンタの神様」という語を検索するようなユーザーの多くは未だにYahooしか使っていないようだ。自分では、Altavistaができた頃から検索にはYahoo!を使わなくなっていたので、驚いた。

 このアクセス解析は、ページ単位での解析も可能だが、それをするためには埋め込むスクリプトのパラメーターをページごとに変えなければならない。テンプレート方式では事実上使えないので、どのエントリへのアクセスが多いかまではわからない。

罰が当たったのか・・・

 仕事をしている人にあんなことを書いたのがたたったか。中学校の体育館は酷寒だった(^^;

 先日録画したABCお笑い新人グランプリのビデオをリプレイしている。発見は南海キャンディーズ。友近も久しぶりに笑えた。ただし、どちらも、予選のときのネタのほうが出来が良かった。

未来の生き物

marble「未来のためのお話」: デザイン考 16号「進化のカタチ」

正月テレビは画一的な番組の中、途中からだけど偶然見た2004/1/3(9:30〜11:45)NHK教育の「オドロキ!これが未来の生き物だ」がキまくった。2億年も遥か先の地球の生物はどんな姿だって!?

 この番組は、寝床の中で目をつぶったまま楽しんだ。人間の進化後の姿ではなく、人間が絶滅した後にどのような生物が進化していくだろうかというものようだった。

人類による環境の悪化は、デザイナー地球としては想定済みでしょう。今ある環境の悪化は「人類的に悪化」であって地球的には変化レベルかもしれないよね。いつか環境の変化についてゆけず人類が死滅するだけのことです。

 俺も同意見だ。だって、もっともっと長いあいだ生き続けた恐竜をほぼ絶滅させてるしね。それに比べれば、はるかに短い存在期間しかない人類が絶滅ししても痛くも痒くもないだろう。 「豊かな」とか「貴重な」とかいうのは、「地球に寄生している生物にとって」という意味でしかない。

 人類が死滅したり砂漠化した地球を悲惨なものとして危機感をあおる番組が多いが、俺はきらい。よく憶えているのは、テレビ版漂流教室。これは、たまたま関心空間のキーワード(blog風に言うならエントリ)にも書いたからもういいや。

12人の怒れる男

 12人の怒れる男1997年版(ウィリアム・フリードキン監督)を夜中にやっていたので、録画した。今朝、確認したらオリジナル版ではなくカラーのリメイク版だった。少しがっかりしたが、見始めたら最後まで一気に観てしまった。分かっていても面白い。

十二人の怒れる男
十二人の怒れる男 

 被告の少年が映るシーンは不要だったと思う。オリジナル版を全部をちゃんと観たことはないので、オリジナルにもあったシーンなのかもしれないが、あの部屋だけで完結したほうが良かったのではないかと思う。

 移民や人種問題(黒人差別・ヒスパニック系)が複雑になっているところが今風だが、それ以外はほとんどオリジナルを尊重したつくりだった。最初のほうのシーンでハンディカメラで撮ったような不安定な画像があって面白かった。

 どちらを観ても損はしない。しかし、リメイクを観たらオリジナルを観たくなるし、オリジナルを観たらリメイクを観たくはならないだろう。

 まあ、どっちにしても素人の感想ということで・・・

ちなみに、右の写真はオリジナルのほう。こちらをお勧めしたい。