MyBlogList新着リスト雑感

mybloglist 自分でリストを作るのは面倒なので、巡回には人が作ったアンテナを使い、それ以外はMyBlogJapanのRSSリーダーを愛用するという手抜きな俺だ。だが、最近MyBlogJapanにリストされるサイトに違和感を感じるときがある。あくまで、個人の感想であり、十分なサンプルを取っての分析に基づくものではないことを断っておきます。

1.更新していないのに、何度も新着リストに載るもの。

 ただ、このサイトもその筋で著名なパムアンにリストされていて(いつもお世話になっております)、更新していないにもかかわらず、最近の更新に上がり心苦しく思っている。これは、コメントやトラックバックによりトップページが更新されたことをエントリの更新として把握されるからだと思う。mtを触って何等かの更新情報を別に出力できればいいんだろうが、調べる時間がない・・・
 mtの場合は、「BLOGの設定」 で設定したping先へは、エントリの新規publishのときしかpingは飛ばない。だから、MyBlogJapanの新着リストには新規発行したときしかリストされないはずだ。俺は、追記したり変更したときにだけ、手でpingURLを追加している。他のツール、サービスではコメントやトラックバックを受けたときにもpingしているのかもしれない。アンテナはリストの位置が変わるだけだが、MyBlogJapanのようなサイトでは、pingを打つたびに新しくデータが追加され、古いものから削除されていく。

2.RSSリーダーで見る限り全く同じ内容なのに、URLが違うものが複数並ぶもの。
 これは完全に謎。MyBlogListの下に表示されるURL以外は全く同一で、クリックして表示されるペーも全く同一。右のがその例。なお、このサイトを批判しているのでは有りません。他にも例は簡単に見つかります。
 この例は、DiaryNoteというサービスだが、ココログでも同じような減少が発生しているのを目撃したあいまいな記憶がある。

3.DiaryNoteというサービス。
 ユーザーの設定なのか仕様なのかは分からないが、コメントもトラックバックもない。サービス内に閉じていて、リンクも全て(本文ではなくサイドバーの)diary.note.ne.jp内だ。そのこと自体は全然構わない。日記系のサービスならそれで構わない。だったらMyBlogJapanにpingを飛ばさないで欲しいと思う。

4.「言及のないトラックバックに怒る」エントリを二日連続で見た。
 ある種の地雷のようになってしまっているのが残念だ。トラックバックされていやならできなくすればいいのにと思う。それと、分からないのが「相手のサイトが自分からのリンクでカウントアップするのが気に食わない」という感情。他人のサイトがカウントアップしたら腹が立ちますか?
 俺の場合は、トラックバックするときにリンクだけでも載せている。理由は簡単。自分がトラックバックした相手を覚えていられないから。編集画面からping履歴をたどればいいんだがめんどくさい。だから、リンクすることが多い。だいたい、他のサイトがここからのアクセスでカウントがあがっても気にならないし、こんな貧弱サイトにトラックバックしたって、アクセスなんか増えないからね。

 おんなじことを感じている人がいたのでクリップ。

*mt::MRU: 【ブログ考察】「引用もなしにTBだけ打ってくるのかよ!(怒)」 (c)yukkie

 TBくらいで気を揉んでいては、あっという間にブログをつけるのが楽しくなくなってしまいそうである。笑いながらサクッと削除や何も言わずに同じようなTBを打ち返すくらいのほうがよさそうだ。

 「TrackBack ポリシー」が秀逸。こういう風にしてあったら互いに楽だね。と、トラックバックしたのに500で蹴られちゃったよ(^^;。ところで、このyukkieさんは、ここと同じダイナミックDNSサービスみたいだ。はじめてみるので嬉しい。

暖かい風

 帰りには手袋が要らないくらいの気温だった。しかし、風が向かい風で強かったので、めちゃくちゃ消耗した。時間もかかって、家に帰ってからコープに行きたかったのに間に合わなかった。

 娘は学校の生徒会でのトラブルがあったらしく落ち込んでいた。息子は、塾が10時まで。しかたがないので、ほか弁と灯油(2日前くらいにストックが切れてやばかった)を買いに出た。

 息子は10時半ごろになって帰ってきた。「お疲れさん」としか言いようがない。

 どちらも、適当にがんばれ。時々はサボれ。

 俺はもちょっとがんばれってね(^^; しかし、朝から犬の散歩、旗振り、仕事、自転車通勤、買い物、夕食の準備、洗濯・・・結構きつい。

ザ・ラスト・フラッグマン

 って、通学路の旗振りのこと。以前にも書いたことがあるが、今回が最後。息子が小学校を卒業するから。

 最初は負担でたまらなかったが、慣れてきた。今回は運良く暖かくて、天気もよかったので楽だったことも大きい。

 こうやって、一つ一つイベントをクリアしていく様はRPGのよう。今年は、小学校イベントが完了し、最後の中学校入学イベントが始まるところだ。2年後には娘の高校卒業・進路変更イベントがあり、次は息子の中学卒業・高校入学だ。その次に何が来るかは分からない・・・

 俺のほうは、転職イベントを盛り込みたい。もう少しレベルアップをして望みたいところだが、あまり遅いと次の職業の経験値が上がりきらない可能性もあるので、難しい。

 せめて、転職システムがドラクエのように、公平に能力が伸ばせ評価されるものならいいが・・・今の日本、しかも、労働市場が死んでいる関西では職に就けるだけで満足しなければならないのかもしれない。こんなのは、企業にとっても個人にとっても不幸な状態なんだが・・・

対応で変わる印象(情報もウィルスも)

 ジャパネットタカタから数十万人規模の顧客リスト流出が合ったらしい。今回は対岸の火事だから、文句を言う立場ではない。面白いと思ったのは、その対応とそれに対する様々な反応だ。

 ジャパネットタカタがテレビショッピング番組を停止したことに対して賛辞が多いような気がするが、情報インフラたるADSLと一緒にしてはいけないだろう。Y!BBがサービスをストップしたら一番困るのはユーザーだ。少なくとも俺は、サービスの停止という形での責任の取り方を望まない。しかし、企業の姿勢を示すという意味ではジャパネットタカタのフォローの方法は、実効はともかく、受けは良かった。そこの違いは大きい。

 その、極端な例が何度も書くが、浅田農場だ。実際は一次被害者だったのだ。大量死したときに隠滅を図らなかったら今とは全く違っていただろう。その判断を誤ったために、勘違いしたマスコミや世論に発生元扱いされてしまった。しつこいようだが、暴力団と懇意になって指名手配されている被疑者の饗応を受け逃がしてやった警察官。農産物の産地を偽って出荷している流通業者。権力者や身内は取り締まらない交通機動隊。政治家や暴力団と結託している検察。接待してくれるところにだけ甘い国税。こんな奴らとは罪の次元が違う。隠蔽を図った罪は逃れられない。交通事故でも事故現場から逃げた場合と一緒だ。しかし、罪の性質はこちらに近い。

 発端は、全く罪のない浅田農場だったのに、対応を誤って、二次的な加害者になって、自社だけでは収拾が付かなくなってしまった。

 自社の不祥事(この時点で罪だ)から端を発し、対応を誤って顰蹙を買ったあげく、評判を下げてしまったYahooBB。

 YahooBBと同じ不祥事からスタートしたにもかかわらず、上手く立ち回ることで悪印象を残さなかった、ジャパネットタカタ。

 当事者には申し訳ないが、判断を下す際のケーススタディに使えるかもしれない。これは業態や組織に関わらずに、危機対応は考えていかなければならない。そして、こういう前例は無意識のうちに社会的な規範となる。これらの事件の当事者には返す返す失礼な書き方だが、他山の石として、今後の社会的な危機拡散を防ぐ参考資料として記憶にとどめておくべきだ。

 一つ気になるのは、その場合に重要なマスコミの評価だ。多くの個人はマスコミの評価に依存している。マスコミが、今回の浅田農場にしたような、近視眼的な「叩き」を繰り返しているのではダメだ。「何のどこが悪かったのか」「どうすべきだったのか」をコメントすべきだ。

 もちろん、一切のコメントや脚色をしないで報道に徹するという方向もあるが・・・それを受け入れられるほど日本の社会は熟していないだろう・・・

 ちなみに、こんな報道もあったのでクリップ。「300万回線で採算が取れる」といっていたのに、いつまでも新規獲得をやめなかったのは、実際には300万回線に届いていなかったからなのか。

 

ヤフーBB情報流出で見えてきたソフトバンクの素顔
http://www.zakzak.co.jp/top/top0309_1_20.html
ヤフーBB情報流出で見えてきたソフトバンクの素顔
「有料会員241万人」ヒット率低く

 厚いベールに包まれていたソフトバンクの実態が図らずも明らかになり、話題になっている。インターネット接続サービス「ヤフーBB」の契約者情報が流出した事件で、親会社ソフトバンク(孫正義社長)が流出したのは約451万人分と発表したのだ。加入者の実数が明らかになったのは今回が初めて。業界からは「得意の無料体験キャンペーンのヒット率が意外に低い」と驚きの声も聞かれる。

 同社によると、流出したのは、(1)加入者(2)加入手続中(3)無料体験キャンペーン申込み者(4)解約者-の計451万7039人分の情報。中身は住所、氏名、電話番号、メールアドレス、ヤフージャパンのID番号、申込日の6点で、人数の内訳は(1)240万3617人(2)9834人(3)147万3774人(4)62万9814人だった。

 「2カ月間無料です。もっていってください」。駅前や大型店の店頭で通行人に声をかけるヤフーBBの販促活動は、お馴染みとなっている。会員獲得のための無料キャンペーンで、この体験申込者のうち何割が加入を申し込んでいるのかを示すヒット率は厚いベールに包まれていた。

 今回、初めて公表された数字では、加入者と加入手続中の合計は全体の53.4%にあたる241万3451人。これは「5割強のヒット率とみることができる」(業界関係者)という。

 さらに、無料体験申込者が約3分の1(32.6%)に及び、解約者も1割強(13.9%)あったことになるという。

 この数字について、業界関係者は「加入者のヒット率が低く、無料体験中の人がこんなに多いとははっきりいって予想外」と驚きを隠さない。

 これまでソフトバンクは、課金対象となる加入者数を公表していなかった。公表してきたのは、接続回線数だった。

 その回線利用者数は今年1月末現在で381万7000人。3月末には400万人を達成できる見込みで、平成17年9月までに600万人突破の目標を掲げている。

 だが、これは収入源となる課金対象の有料会員ではない。無料で配布した「お試し会員」も含んだ数字である。そのため、「ヤフーBBの有料会員=収益になる会員」がどの程度いるのかはまったくのミステリーだったのだ。

 それが今回の事件で、「課金対象の会員は約241万人」と判明。回線利用者数の約381万人から(1)の約241万人を差し引いた約140万人は、公表された無料体験キャンペーン申込者約147万人とほぼ見合う数字だ。

 内実が表面化してきたことについて、市場では「出版界では発行部数は公表しても、実売部数は企業秘密として公開していない。回線利用者数と加入者数の関係も発行部数と実売部数と同じだが、上場企業の開示情報があまり乖離(かいり)しているのは好ましいことではない」(証券アナリスト)と、ソフトバンクの情報開示姿勢に疑問を投げかける。

 ADSLで圧倒的なシェアを誇るヤフーBB。事件を機に、業界トップとして加入者実数の公表に先鞭をつけたらどうだろうか。

ZAKZAK 2004/03/09

A5502K バグフィックスの迷惑料は1000円確定

 早くにファームウェア・アップデートに行った人の元に「薄謝」が届き始めたらしい。

 どうせ公式サイトなんか行かないからどうでもいいが、「電池の持ちが気持ち長くなるかも」という2度目のアップデートだけはしておきたい。3度目のアップデートがあるかもしれないので、2chの情報を探った上でタイミングを見て行こう。

hand in hand: auの粗品
すごく薄っぺらいのでストラップとかじゃなさそう、
とおもって開けてみると「QUOカード」。
1000円分。なんか得した気分。

追記:
ツトムさんに頂いたコメントにつけた俺のコメントが的外れでなかったことを証明するようなエントリを発見。

携帯電話の達人:バッテリー

バッテリー
WINにするとバッテリーが一日もたんなぁ†。

パソコン批評休刊

 PCヲタ向けの雑誌として極一部に支持されていた(のか?)パソコン批評という雑誌が今号を最後に休刊するらしい。

 実は、この雑誌の3号から20号くらいまで、何回か原稿を書いたことがある。編集部の入れ替えにより、声をかけてくれた編集長がいなくなり、担当してくれていた編集者もいなくなった頃から声がかからなくなった。最初は、ヲタ向けではなく、「win95とか使うと操作が簡単になるらしいからパソコンを買ってみるか」というレベルのユーザーが、メーカーの宣伝に踊らされて埃をかぶらせてしまったっりしないための情報を載せるという編集方針だったように思っていた。

 俺の書いた原稿については、パソコン批評レポート集にまとめてある。更新することもないので、こちらに引き取るべきかもしれないが、Y!BB放置民としては、逆放置プレーでうさ晴らしに(なってないが)置いてある。今、チラッと見たらリンク切れ続出だった(^^;…

 最初に触ったデジカメはkodacのDC10だった。トイカメラの走りといっていいだろう。ちなみに、パワーザウルスMI610は自前で買ったもののレビューで掲載された。とにかく、文字制限がきつくて、2倍以上書いたものを削りに削ったものだった。スタパ風の言い回しなんか使う余裕はこれっぽっちもなかった。他のライターもヲタ受け文章は少なかった。

 編集者が変わり、俺に依頼が来なくなった頃からライターの顔ぶれも変わり、スタパ風じゃないが、スカスカの文章ばかりになった。内容もマニア向けのものになり、俺は買わなくなったのだった。

 2chや個人webサイトでの情報がパソコン批評の存在価値を相対的に低下させてしまったと感じる。webのほうがはるかに表現力が高く、制限もない。パソコン批評のような記事(メーカーのインサイダー情報などのない中で、ユーザーの立場から書くという意味)なら、書く方も読むほうもwebサイトで十分になってしまった。

 さよなら、パソコン批評。

A5502K QRコード活用

 QRコードを自作できることが分かって、俄然興味がわいてきた。

私見:携帯電話の進化 : BRAVO300W! -北国tv

 もう一つは、これは願望もあるのですが、今年1月末に発売されるauのA5502Kに搭載されているQRコード認識機能+EZナビウォークのような「QRコードの積極的利用」が増える予感があります。QRコードで読み取った情報で、たとえば話題の店までナビゲートする、という機能は結構使えると思うんですよ。他のキャリアはEZナビウォークがないものの、おそらく電話番号が出てきたり、地図とか表示されるようになるかと思います。これが流行るとQRコードがいっきに情報雑誌に採用されるようになって、機械の方もQRコード認識機能なくしてはいられなくなるのではないかと。

 BRAVO300Wさんが書かれているようになるかどうかは分からないが、そうなればいいとは思う。対応端末が増え、ユーザーの認知度が高まれば、自作コードを使うときに便利だから。

 メールアドレスを教える場合でも、QRコードを作って添付ファイルで送れば、相手がケータイへの登録が簡単になる(ケータイに登録してくれるかどうかは別問題だが・・・)。このケースは相手がPCを持っていることが前提なので、メールの本文にあるデータをメモリカード経由で取り込んだりはできるだろうが、手間が全然違う。

 それと、技術的に難しいかもしれないが、送られたQRコードを解析してQRコード読み取り機能で読み込むということができれば面白い。というより、グラフィックファイルで送るのではなく、QRコードを生成するためのコードを送ればいいだろう。QRコードを使ったメールやアドレスデータに互換性があるということは、生成元データも共通なはずだから、キャリア・端末メーカー・機種の壁を越える共通フォーマットとして使おうというアイデアだ。

 端末自体での、QRコード生成・表示・(送信)機能も必須になる。ここまで揃えば、「キャムズ」を乗り切れるかもしれない※。

 ちなみに、QRコードが普及し認知されているかというと全くしていない。キャムズ以前というより、イノベーターにすら受け入れられていない。読み取り端末が少ないという以前に、認知されていない。QRコード対応端末を持っているユーザーにすら知られていないことが問題だ。対応端末が何百万台出ようが、使用者がいなければ利用されないし、メディアとして使うこともできない。

 俺自身、EzsyQRを知るまでは、着うたやEzナビウォークと同列の、実用性なしの遊びとしか思っていなかった。

◎QRコード作成ソフト:
QRcodeEditor_for_Mobile(vodafone):対応端末に最適化してあるため住所や電話番号が3つ登録できたりするので、対応端末所有者にはお勧め。
easyQR:お勧め。vodaのものより細かい指定が可能で、キャリアの選択もできる。

QR-Factory(docomo)立派なインストーラーが付いて、解凍しただけでは使えないのでインストールしなかったが、機能的には一番充実しているようだ。プリンタの解像度設定も可能なので、プリンタの能力を活かして小さなコードを打ち出したいようなときはよさそう。

 auはau端末に最適化したQRコード作成ソフトを公開すべきだ(2004/3/2)。その際は、下記項目のサポートを組み込んで欲しい。
-スケジュール、GPS情報の対応(Ezアプリでの対応も含む)
-作成データの保存(イメージでなく再利用可能な形での保存)
-PCカメラからのQRデータ取り込み(携帯に表示したQRコード等の読み込み)

□活用方法?
 これらの機能が普及しても、俺が今もっているA5502Kで使えるわけではないので、今の段階でできる活用方法を考えてみたい。

 紙媒体への印刷がまず思いつく。名刺、会社案内、カタログ、ファックスカバー・・・しかし、これは全然新しい使い方じゃないね。

 A5502Kの場合は、PCで打ったデータをA5502Kに直接取り込む一番簡単な方法ではある。メールフォーマットの本文にテキストデータを取り込めば、ワンクッション置くが、コピーペーストは可能だ。少なくとも、メモリカード経由よりは楽だ。

 会社などなら、共有データベースとしてQRコード住所録を作っておけば、各人がケータイに入力する手間が省けるだろう。

 

●STコード

オリンパス、独自開発の2次元コードを読み取るBREWアプリ

 オリンパスは、同社独自の2次元コード「STコード」を開発し、新聞社と連携するなど今後本格的に展開していくと発表した。これにあわせて同社では、BREW対応端末で利用可能なSTコード読取アプリを3月4日より配信する。

 標準のQRコードすら普及していないのに、独自規格の亜種が発生したようだ。後発の強みで情報密度はこちらのほうが高いらしい。しかし、普及しないことには、単独の性能が高くても意味がない。スーパーディスク(だったかな、100MFD)が消えたのにFDが消えないのは普及率の高さによる。しかも、この規格は、au端末でしかサポートされないらしい。どこの広告会社がauのしかもごく一部の端末相手にコードを印刷するというんだろう。
 また、この報道では読み込みアプリを配付するとはあるが、作成ソフトについては記述がない。作成ソフトがないのでは、面白い展開は無い。ろくに普及していないうえに、認知もされていないメディアを普及させようとするときに、メーカー異存や作成を制限したのでは絶対に普及は無理。TwinVQがMP3に勝てなかったことを知らないのか?

 STコード、逝ってよし。公開前から死んでいる規格を作った人は辛いだろうなあ・・・ところで、「ST」って「QRの次」という意味か?

※イノベータ理論を応用したマーケットセグメンテーションの方法のうち、流行への感度に比重を置いたものに生活先行指標がある(あいまい)。「地上波デジタル放送は今年中にブリッジピープルからフォロワーズへと爆発的普及が始まり、年内に**万台売れる」というように、製品ライフサイクルと需要予測に使われる。ただ、納得を得られるものとしては、「携帯電話はそろそろレイトフォロワーズ への普及段階に差し掛かったかな」というように、後になって使われる場合のみだ。参考:JIPS(このサイトはいろんな意味で面白い。外注に入力させているのか知らないが、タイプミスがまともじゃないページがいくつもある)

 キャムズとはこの アーリーアダプター(トレンド・セッター層)とブリッジピープル(流行受け渡し層) の間にある深い谷のこと。新しい技術の多くがこれを越えられず消えていく。
 携帯MP3プレーヤーもiPodにして初めてこれを越えた。そういえば、CD-romドライブやUSBもキャムズを越えるきっかけはアップルだった。GUIもね。残念ながら、HyperCardは越えられなかった(;_;)

 GEEK: A5502K エントリ一覧