着メロ、着うた、Ezweb、Ezナビウォークなど、キャリアにとって付加価値の高いものを使うことのない俺だが、数日前から着うたにはまっている。
※※※※※著作権侵害しないよう注意!※※※※
テープやMDに録音するのと同じだから、自分で買ったCDから作る分には問題はない。しかし、テープやMDデータを売ったり配ったりしてはいけないのと同じように、自作着うたを配布しては絶対にいけない。ネットにアップロードするのもいけない。これを守らないと、ツールを作ってくれた人に迷惑がかかったりし、配布できなくなる原因となる。
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例によって、自作できることが分かったから。メモリカード対応のA5502Kだから、自分で作れば、一切のコスト不要で着うたを楽しむことができる。ツールは全てフリーのもので作ることが可能だし。この辺がQTproを要求するムービーと違うことろだ。
ただ、着信音として使うことはなくて、専ら目覚ましの快適さを追求する選曲となっている。絶対に着うたとして採用されそうにないマイナーな曲で目覚めることが可能だ。これは嬉しい。J-D06には「燃えよドラゴン」の着メロがあり、ブルース・リー風の声も入っていて気に入って使っていたが、A5502Kの標準サウンドにはこういうものがなく、ネットで拾ってきた著作権フリーサウンドを使っていた。
先達のおかげで自作の道が有るのは嬉しい。おかげで、自分でCDを持っているのに、着うたとしてまた流通業者に金を支払わなければならないという、著作権を否定するようなことをしなくてもいい。
□手順
・ツールは2chで紹介されているものでOK。全てフリーなので、感謝を忘れずにダウンロード。
1.元データの準備(MP3かwavがあれば不要>3)
2.CDからデータのリッピング(wavかMP3で保存)
・CDからデータへの取り込み(リッピング)は、MediaPlayerやiTune、realOnePlayerなどでもできる。フリーのツールにはもっと凝ったことができるものもあるが、最終がケータイなら無意味だと思う。俺は、RealOnePlayer(free版)でwavに書き出して使った。波形編集ソフトで編集するときに、元データの圧縮率が低いものを使ったほうが少しでもいいかと思ってそうしてみただけ。
・CD2wavというツールはvqf(TwinVQ)へのエンコードもできて便利。
3.SCMPXでMP3をwavに変換。(wavでリッピングしていれば不要)
4.SoundEngineで長さ、フェードアウト設定しモノラル・16bitで保存。A5502Kで着うた登録するためにはこの時点で、7メガ以下にする。時間的には1分10秒程度。
5.make_mp3を使って、低ビットレートMP3・amcファイルを作成。この時点で、サイズが確定するので、240K以上あるようならSoundEngineで長さを調節する。
・ビットレート24Kbps、チャンネル:モノラル、サンプリングレート:22050Hz。音質を重視するならビットレートを上げてもいいかもしれない(その分短くする必要がある)。
・先達の情報で重要なのは、こときに必要となるLAMEというツールのバージョン。3.9.3を探すこと。amcファイルが完成。
6.最後にとあるツールを使って、着うた登録可能にする。
・「AddChku、Remove iods、Copy Prohibit」の3箇所のみチェック。
□A5502Kで使える自作着うたを作る時に気付いたこと。
・SoundEngineで長さを調整する時、A5502Kのアラームに使うのなら、1分程度にしておくと鳴らすときに便利。短いとループするし、短いと途中で切られる。着信での設定のように、データ一回分という設定があると、良かった。
□蛇足
1分前後という制限があるので、曲によっては向かない場合がある。着うた向きの曲を求めてCDを漁っていたら、何とBruce SpringsteenのNEBRASKAが眠っていた。中古屋で見つけて買ったままにしていたものだった。早速、SounEngineでvqfにした。途中で切ることのできないような曲ばかりなので、着うたにはできなかった。
vqfファイルはサーバーに置いて、iMacで聴いたりdiGOに転送して楽しむことはできるのだが、win環境でvqfを聴くソフトが見当たらない。前はあったような気がするのに、消してしまったかな・・・後、mac用のプレーヤーソフトはどうしようもなくしょぼくて、プレイリストを作るとかライブラリを作るどころか、一曲しか聴けない。一曲終わる毎にファイルを開いてやらなければならない。「何年前のソフトやねん」と思うが、4年くらい前のソフトだから仕方がないか・・・
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