カンフルも虚しく「Sony Tablet P Wi-Fiモデル SGPT213JP/H」Android 4.0アップデート

 新しいiPad が 42,800 で買えるのにこんなイロモノに44,800 円も出す人は少ないだろう。自分の近しい人がこれを買おうとしたら強く止める。

 この提灯記事が持ち上げている内容が実になんとも・・・微妙に残念。DA (分かるかなぁ?)で出る電卓に「計算機能はよく利用するため、非常に便利だ」とあるけど、電卓なんてそんなに使うか?よく使う人なら大きなボタンの12桁電卓を手元においてるだろう。(とはいうものの、iPad に標準の電卓が無いのには納得いかないが、別の話。)リモコンもいらないし(そもそもテレビがない)、便利になりそうな用途が思いつかない。その、スモールアプリとやらを起動して表示したものを見ながらメイン画面で作業ができないのなら、フル画面で作業しているのと大差ないはずだ。

 もし、本当にDAとして任意のアプリを組み込む仕組みができれば便利になるかもしれない。メモも便利だろう。後、Mac OS 9 以前にあったDAのようにスクラップブックがあれば提灯ライターでなくとも「手放せなくなる」だろう。

 BDプレーヤーとの連携も 100% 要らない。PS3 と連携してコントローラーの代わりに使えたり、Torune で録画したタイトルをダウンロードできたりすれば違ってくる。もちろん、BDやDVD、HDDのタイトルのダウンロードも必須だろう。当然、Tablet P でダウンロードした Youtube の画像をBDプレーヤー介してテレビモニタに表示することもできて当たり前ですよね。ソニーさん。

 ソーシャルフィードリーダーとかも、メーカーのお仕着せなんていらないと思う。この二画面表示という特殊な UI をサポートするサードパーティアプリなど期待できないからしかたがないのかもしれないが、こういうアプリはサードパーティに任せるべきだろう。中途半端なもの作ってサポートもせずに放置されるくらいなら要らない。Android だって Twitter と Facebook を一括管理できるアプリはあるだろう。ちなみに、Flipboard は少し味付けはは違うが、Twitter も Flickr! も Facebook も読める。こういうメーカーに金を出して P 対応の Flipboard を作ってもらえばいいのだ(インストールベースが少なすぎてやりたくないというかも知れないが、そこはソニー損保で稼いだ金にものを言わせるwww)。

 可能性は秘めているか知らないが、ハードウェアスペックが過去のものなので、この機種は買わないほうがいい。将来改善されるとしても、新しいハードウェアに更新された上でのことだろう。ICS対応は嬉しいしメーカーとしての意気込みを感じたがそれだけ。この機種を買ったら後悔することまちがいなし。

【Hothotレビュー】 ソニー「Sony Tablet P Wi-Fiモデル SGPT213JP/H」 ~Android 4.0アップデートでBDレコーダー連携も実現

 Android 4.0アップデートによって、従来までの独自の特徴が一部失われてしまうが、スモールアプリやRECOPLAなどの新機能は、それを補って余りある。Androidタブレットの最新モデルでは、Tegra 3などクアッドコアCPUを搭載する製品が登場しつつある中、独自機能の強化によって魅力を高めたSony Tabletシリーズは、独自機能の豊富さで、まだまだ魅力のある製品として存在感を示すことになりそうだ。

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