リモコンを考える

 右がサンヨーのビデオ(3年前くらいに購入)のリモコン。見た目は悪いが使いやすい。

 テレビとビデオの両方をコントロールできるリモコンは珍しくないし(RD-X4もそうだ)が、テレビのコントロールとビデオのコントロールを物理的にも色も分けているので分かりやすい。そして、通常の操作で必要の無いものはすべてフタの下に隠してしまっているために、表面に見えるボタンが大きくて間隔が広い。

 機能自体の絶対数が違うので、HDD+DVDレコーダーのリモコンのボタンが多いのは仕方がない。しかし、RD-X4のものは、それを差し引いても多すぎる。単機能かつ普段使わないボタンが多すぎるのだ。例えば、プログレッシブ設定ボタンなどは表面上に置く必要は皆無だ。そんなもの、機材のセッティングの時に一回使うだけだ(ただし、プログレッシブボタンが単独のボタンであることは正解。設定メニューを出せない状態で押す必要があるから)。RD-X4のリモコンについて詳細に語りだすとキリがないのでやめる・・・

 そして、一番下のダイヤルが例の送り戻りナビゲーション(正確な名前は不明)。円形の部分が回転し右に回すと順送り、左に回すと戻りに早送りになり、その回転量に比例し速度が3~4段階に調整される。指を全く移動させずに目的位置への移動が可能だ。これと同じことは、ジョイスティックのようなものでも可能だろう。重要なのは、一つの操作で移動量に合わせて速度と送り方向が調節ができることだ。

 それと、前に書いた気がするが、上部の液晶が秀逸。普段は時計になっていて、Gコード予約を入れたときは、ここで予約の内容(12ch、10:00~10:15 22日)が確認できる。RD-X4の場合、フタの下に液晶があるものの、Gコードを入れてもGコードが表示されるだけで予約の内容は表示されない。間違って入れたら終わりだ。

 ちなみに、リモコンの時計が電波時計になったらいいと思う。そうすれば、教育テレビの時報を使って時計を合わせるようなことをしなくてもよくなる。手元に正確な時計があっていつでも見られるというのは便利だ。部屋に置き時計があっても腕時計を見るのと同じだ。リモコンは手元に置いておくことが多いのだから、そこに時計が付いているというのは、本体の表示窓にあるのより快適だ。

 それとは別に、RD-X4はネットワーク端末なんだから、タイムサーバーを使って合わせることくらいはして欲しい。デフォルトとして教育テレビを使った時計修正を設定し、タイムサーバーはオプションにしておけばいいんだから。

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