3年前のAndroid OSを使っているユーザー数未だに120万人も : ギズモード・ジャパン

 「使いたくても使えない」から古い OS を使っているというユーザが大半だろう。リリース後 2 年近くたった OS を搭載した端末が 2 年縛りの新製品としてリリースされているのが Android だ。iPhone も 4 はまだ販売され続けているが、少なくとも iOS 5 を動かすのに不自由はしない(ハードウェアに依存した機能や Siri のような Apple の政策上の制限がかかっているものは実行できないが)。それどころか、登場後3年になる 3GS でも iOS 5 は動く。快適とは言い難いが、少なくとも購入時よりはるかに進んだ UX が提供される(アプリの改善もあるが)。

 iPhone 4S とほぼ同時に購入した ideos は 2.2 で 3GS とほぼ同時期の初期リリースではないかと思われるが、当然のように OS のアップデートは行われない。4 は言わずもがな、2.3 にすらアップデートされない。2.2 に脆弱性が見つかっても誰のサポートも受けられない。これが Android を使うということだ。

 こんなページを読むようなヲタは引っかからないと思うが、2012年の春モデルの中にも 2.3 搭載機は多い。4へのアップグレードパスが明示されているものならともかく、ハードウェアの仕様上袋小路の端末も混じった地雷原であることを知って機種選びをしなければならない。ここが iPhone と違うところだ。

iPhone を買おうと思っているなら、今は「待ち」だ。5月か6月に発表されるであろう次機種を見てから買うのが正解。iPhone の場合には新機種の発売時期を予想し、待てるか待てないか、縛りは終わったか、月賦の残額は幾らかを考慮するだけでいい。後は、ストレージ容量と色も重要な要素だが、これは新機種とかタイミングとは関係なく決まるだろう。 これまでの iPhone シリーズは少なくとも 2 年間はアップデートされてきたので、「1年半も旧OSでショボーン」になる心配はない。

 ただ、この状況も別の面ではユーザのメリットにもなっている。Android がなければ Sim ロックフリーの端末が1万円未満で手に入ることは考えられなかったに違いない。

ハード/ソフト/ユーザーのすれ違い。3年前のAndroid OSを使っているユーザー数未だに120万人も : ギズモード・ジャパン

最新版のAndroidと言えば4.0のIce Cream Sandwich。昨年末の12月に4.0.3にアップデートされましたね。すでに5.0のJelly Beanが話題にあがっているというのに、未だに3年前も前にでた1.5のCupcakeを使っている人が約120万人もいるのです。IT業界の3年はかなりですよ。さらには、2年前にリリースされたFroyoを使ったいるユーザーは実に7500万人以上! 7500万人、これはかなりの数字です。

なぜこんなにたくさんの人が、旧型のソフトウェアを? そっちの方が使いやすいってことはないと思いますけれども。ユーザーの怠惰? 情報にうとい? Googleのせい? それはきっと、Androidの市場の甘さがあるのでしょう。Google、そしてスマートフォン製作会社は旧型モデルの端末のことをあまり考えてくれません。Googleが諦めるのか、ハード側が諦めるのか、新しくヴァージョンアップされていくAndroid OSは旧型では起動できないこと、機能が使用できないことが多々あります。
結局、ハードとソフトの作り手が違う。それが全ての原因ですよね。まぁ、わかりきっていた答えではありますけどさ。

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