忘れてないか?その2

 blogサービスのリニューアルとか合併とかが多い。

 銀行やサラ金のサービスと同じだ。どこかの記事に「blogサービスの有無や機能がISP選びのポイントになるかもしれない」とか書いてあったが、大間違い。

 だって、ISPに契約する人の大半は、自分のアカウントに何十メガのwebスペースが付いていることすら知らないのだ。まして、webサーバーで提供されるサービス(cgi許可とか容量)になんか興味はない。興味があったとしても、非ISP系無料webホスティングやblog・日記・掲示板サービスは山ほどある。ISPの選択は、今は加入しているXDSL業者でほぼ決まるだろう。Y!BBユーザーや有線系サービスでつないでいる人には選択枝は無い。残るフレッツ系だが、こちらもほとんどは知名度と価格で決まってしまっていると思う。

 どのサービスも会員数XX万人とか景気良く書いている。しかし、その総合計は日本のブロッガーの数よりはるかに多いはずだ。blogを書いている人間は、次々とホスティングサービスを移行し、いろんなサービスの会員数に貢献するが、アクティブなサイトは一つしかないだろう。また、会員になったものの数エントリでやめてしまうユーザーも多い。

 ホームページよりはblog・日記ホスティングのほうが書きやすいし続きやすいだろうが、続けられるサイトの合計は微増でしかないのではないだろうか。更新を続けるサイトだけをカウントしたら、サービス会社の会員数をはるかに下回り、blogホスティングサービス会社全部が潤うのには不十分じゃないのか、と思う。

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