だけじゃない>分断化嫌って開発者がAndroid離れって… 本当? : ギズモード・ジャパン

 Eric は認めたがらない結果かもしれないが、彼の言う「差別化」の結果がこれだろう。

 しかし、開発者が離れるもっと大きな原因があると思う。それは採算性だ。どんなに分断化された市場でも、その一つで十分な収益が上げられるならやめる必要はない。Google は課金アプリ販売チャネルに問題を抱えてると思う。Android アプリはいろんな所に分散して売られていて、どこで買えばいいのかわかりにくい。かといって、100円程度のアプリのためにクレジットカードの番号をいろんなサイトに登録するのはゴメンだ。Android アプリでアプリを買うと個人情報が開発者に筒抜けになるというのも抵抗がある(今は一分改善されたらしいが依然として個人情報は開示されているらしい)。こういう課金購入のハードルの高さが有料アプリの販売数の伸びなさの原因ではないかと思う。

 iTunes ならクレジットカードは既に音楽データを購入の際にアカウントに登録している可能性が十分にある。クレジットカードがなくても、コンビニや家電量販店で売っている iTunes カードもある。Google play で使えるプリペイドカードがあるのかどうか知らない。あったとしても日本では近所のコンビニでは売っていない。

分断化嫌って開発者がAndroid離れって… 本当? : ギズモード・ジャパン.

iOS、Android、Microsoft、その他のOSに寄せる開発者の関心度は、昨年第4四半期から比べると比較的それほど変わっていない。

ただし、この1年の動向をラインで追ってみると、面白いパターンも現れている。

2011年第1四半期、開発者の関心はAndroidとiOSでほぼ互角に並んでいた。 AndroidはタブレットもスマートフォンもiPad、iPhone並みの関心を引き寄せていた。続く1年で、開発者の関心が減退してきた。 四半期ごとに眺めてもわからないが、1年ひとまとめに上のラインを眺めると、そのトレンドは歴然だ。

この主な原因は、Androidが相変わらずフラグメンテーション(分断化、バージョンやカスタムUIの乱立)に悩まされており、Googleも枝分かれを制御できてない状況がある中、AppleのiPhoneとiPadは好調続き、という辺りにあると我々は考える。このフラグメンテーションの問題、そしてiPadがAndroidタブレットを全部合わせたよりも売れ続けていることが相まって、開発者がAndroidを離れiOSに向かう動きが加速している。

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