庭に咲いた花・・・雑草・・・

 草むしりをしていたら、ワイルド・ストロベリーの花に気づいた。

 こちらは念願のクローバー。まだまだ面積は少ないが、地下茎を力強く伸ばして庭を支配して欲しいが、共存するかもしれない。

 草むしりをしていて一番大変なのは根に土を抱え込んでいるタイプのもの。そして、それらと他の種類とが群生して一塊になったものをばらばらにして土を落とすのは一仕事だ。草をむしっている時間のうち半分以上は、根に抱え込まれた土を落とす作業といってもいいくらいだ。これを怠ると、庭が穴だらけになり水がたまって困ることになる。

 うちの家は、粘土質の土壌の上に建ているので、家を建てるときに運び込んだ土を取るとすぐに粘土層が顔を現す。だから、雑草を抜いた後の穴はすぐに粘土層が露出してします。粘土層は水はけが悪くそこが水たまりになると何日も水は消えない。季節によっては、そこに緑色の藻が繁殖して異臭を放つようになってしまう。

 庭で草むしりをしながらも人間の生活になぞらえてしまう。種を保存するためには、一種類ではなくいろんな種類のものがしっかりと固まっていることが大事。一種類だと、簡単に根絶やしにされる。また、種の保存の観点から強いのは、一本が強いものではなく、横の連携が強いこと。しっかりと根を張っているものが強い。葉や茎を抜かれても根が生きていれば滅びることはない。水は流れないと腐ってしまう。・・・

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