ファミマが個人情報漏洩

 後を絶たない個人情報の流出。今度はファミリーマート。どの例にも共通だが、人間の問題だ。クラッキングによる流出なんてほとんどない。これは、住基台帳だって同じはずだ。しかも、問題なのは、流出した情報は元には戻らないということ。犯人を見つけて罰そうが、商品券を配ろうが、18万人の情報はコピーされ、スパムの標的となる。その内何人かが詐欺に引っかかって・・・

 クレジットカード番号とかと一緒に漏れていて、身に覚えのない請求が来たときに、情報を漏らした奴に請求できるんだろうか。それ以前に、自分が使ったのではないことを証明することができるのか不安になる。

エンタープライズ:ファミリーマート、ネット会員18万人分の個人情報が流出

 データはネットショッピング子会社のファミマ・ドット・コムが作成して同社内に保管。メール配信業務は社外に委託していた。このため流出経路は(1)ファミマ・ドット・コムの従業員、(2)委託した会社の従業員が有力という。

IT Pro ニュース : ファミマが個人情報漏洩で釈明、流出経路は特定できず

 今回の処分として、ファミリーマートは上田社長と田辺充夫会長を3カ月間、10%減給にすると発表した。個人情報が漏洩した18万人に対しては詫び状とともに1000円相当のクオカードを送る。誤って架空請求に応じた会員への補償は今後検討する。また、セキュリティ対策強化の一環として、個人情報にアクセス可能な人数の削減や、指紋認証システムの導入を進める。

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