TOEIC750点保証の通信教育47800円

TOEIC点数保証ソフトを最大7割引で販売 ポジポジオンライン :Mainichi INTERACTIVE コンピューティング

 に反応してしまった。しかし、

カリキュラムを終了してもスコアが750に到達しなかった場合、購入代金を全額返金するシステム。
・・・効果的な学習から、今まで返金対象者は全体の3%程度(同社データ)にとどまっており、成果は上がっているようだ。

 というのと、ポジポジオンラインに書いてある中身とはかなり違っている。誰にでも返金するというものではない。

各点数保証コースの本ソフト全てを習得し、かつ、各ソフトで合格番号がでたにもかかわらず、TOEICの本試験で、各ソフトが保証した該当点数に達しなかった場合、本ソフトのご購入代金を全額返還いたします。

 ということだ。この時点でかなりふるい落とされていると思われる。毎日オンラインの返金者3%というのは、全受講者の3%という意味ではない。受講者の97%が750をクリアしたという意味ではない。受講者のうちで「コースの本ソフト全てを習得し、かつ、各ソフトで合格番号がでた」上位何パーセントかの受講者の97%が750をクリアしたという意味だ。この条件をクリアした人間が受講者の何パーセントなのかを発表してほしいものだ。

 しかし、このコースをきっちりやれば十分可能性はあると思う。なんせ、CDが合計で15枚だ。しかも、時間制限があり、今の申し込み分だと、来年の3月28日のテストまでだ。この約5ヶ月で15枚のCDをマスターするのは半端な努力ではない。これだけのことができれば、100点上がっても不思議はない。このコースのほとんどの受講者はしんどくて脱落したのだろう。

 このコースの7割引というのが、意味のある数字かどうかは微妙だ。15枚組という量は圧倒的に多い。俺が使っていた産能大学のコースは実質2枚(1枚はインストラクションと模擬テスト)で、23000円だった。量だけではないが、量を作るには、プレスするという意味ではなく、コストはかかるはずだから。しかし、157000円はディスカウント前提の定価だろう。

 そんな割安感の少ない47800円ではあるが、750をクリアできるなら悪くない。教材の内容よりも、やる気を継続させてくれる刺激が必要なのだと思う。俺の場合は、これまで会社全額負担の通信教育(1コース2万円前後)を4回と、英会話クラス(個人4万・会社10万程度負担)を3回やっている。それ以外にも、教材を買ったりもしている。にもかかわらず、750に到達していない(スタートは635)のだ。

 全て、自分での努力不足が原因だと思う。通信教育の教材はどれも悪くなかった。英会話の講師も熱心だった(こっちはTOEICのスコアアップに直接関係あるクラスではなかったが)。教材やクラスで学んだことを定着させることができていれば十分800をクリアできるインプットを買ったと思う。しかし、最高で715だったのだ。

 クラスでも通信教育でも、課題提出やクラスの時間だけでそこそこの評価を受けることは簡単だ。しかし、それを身に着けてマスターすることは難しい。自分の自由時間を削ってマスターするしかないのだから。

 通信教育を会社で取り入れて、修了したら(課題をいくつか提出するだけでいい)半額を会社が返金するというのに、修了しない人がいるというのが通信教育の現実だ。

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