AUのEV-DO端末

EV-DO来たる!速みち

PCカードが直に刺さる、デラックスなSLザウルスがもしでるなら、組み合わせて使ってみたい気がする。

 「PCカードが刺さるザウルス」・・・持ってる。MI610にはPCカードスロットがある。しかし、そこに通信カードが刺さるのかどうかは知らない。シャープか京セラがドライバを開発しないだろうからどうせダメだろうけど・・・

 それ以前に、PCカードタイプの端末では定額契約できないようなので、PHSも首根っこを押さえられながらも生き残ったというところか。というより、KDDIのPHS事業(エッジやったっけ?)の息の根を止めないために定額にしなかったのかもしれない。 もしそうなら、EV-DOの担当者は辛いだろう。定額にすればヒットするのが分かっているのだから。売上が低迷したときに責任を取らされたらたまんないだろうな。

 パケットが0.1円といっても、使えないだろう。Googleで検索したときに返されるリスト(50件表示)が一画面で約50kある。これっだけで約40円になる。

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 速みちでは否定的に評価されているW11Kだが、プラスチック・プラスチックしたものが大好きな俺は「あたしゃ、好きだよ(酒場のアンニュイ姐さん風)」だ。カラー(もちろん赤)と質感は俺の中でベスト・オブ・折り畳みタイプといってもいい。 日立・京セラのOEMはA5305Kと同じ図式(基本部分を日立が作りジャケットを京セラが担当)かな。

 しかし、デジカメ偏重の俺にはこのカメラは辛い。この端末が、100万画素なら買ったと思う。定額ならでかい画像だってガンガン送れるからね。

 それと、今気付いたが、SDスロットを着脱可能にしたのは正解だ。高速・定額通信が可能になれば、ローカルのストレージの重要性は下がる。高画質デジカメ端末機にメモリカードが必要だったのは、写真を送るための通信料が高かったからだ。高速・定額通信のサポートがあれば、カードに溜め込む必要などありはしない。

 これはここ数年にADSLの普及でPCに起こったことだ。ローカルの不安定なPCのHDにコンテンツを溜め込んでftpで転送するより、オンラインでcgiツールを使ってサーバーに保管するほうが安全で簡単だ。どこのPCを使っても同じ環境で作業ができるからね。近いうちにネットワークストレージが普及するだろう。そうなれば、ローカルのHDトラブルによってデータを失うことはなくなる。どこでも、ネットにつながった端末があればいい。これは、日記ツールやblogツールを使っている人にはおなじみだろう。

 これは、先進的企業・大学等では始まっているのだろう。次期の東京大学のシステムはまさにそれだ。iMacを大量導入ということばかりが取り上げられたが、端末の種類は実はあまり関係がない。どの端末の前に座っても、IDとパスワードを入れることで、自分専用のマシンを使うように使えるのだから。

 これと同じ考え方をケータイ・コンテンツに持ち込むことが可能だ。ケータイは専用端末を持ち歩くので、「どの端末でも」ということに意味は少ないが、データの保管や環境のバックアップをネットで行えれば、利便性は高いはずだ。機種変更をしてもアドレスをメンテナンスする必要などなくなる。機械が壊れたときに、溜めたものが消失する心配もない。

 ああ、面白いなあ・・・

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 あれ、デザインで選べる“双子の”ブロードバンド携帯~「W11H」「W11K」を読んだら、だいぶ違うことが判明。

・2.4Mbpsを使えるのは、コンテンツ配信サービス「EZチャンネル」「ライブカメラ」だけ(メールやwebは14.4kbps)
・定額の対象となるのは携帯電話のメールとEZwebのみ

 ということで、何の魅力もないサービス決定。これじゃ、ネットワークストレージには使えない。結局、有償ムービー提供(ほとんどがエロだろ)会社とつるんで、金を巻き上げようという算段にしか見えない。

 まあ、PHSのメール定額を満喫しているようなメールジャンキーにのみ朗報だった。EZナビウォークといい、竜頭蛇尾ばっかりだなあAU。

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