8月末からAUにした娘の携帯の9月分請求が来た。大幅にJ-phone・家族割と比べてアップしている。機能を試したり、嬉しくて使う機会が増えたり、体育祭の準備(娘は生徒会副会長)があったりと利用料アップの要因は多いので、定常的な使用になるまでは正確な比較は難しい。
しかし、それを差し引いても高くなる仕組みがあった。それは、学割の利用料金半額だ。利用料金半額にすると、パックについてくる無料通話額も半分になる。確かに、通話料が半額だから、無料通話料が半額でも実際の通話時間は変わらない。ところが、パケット料金に学割はきかない。
つまり、コミコミコールS(基本料金3900円、無料通話1400円)で学割をすると、基本料金1950円、無料通話分700円になってしまう。ここで、通話が300円程度(我が家の平均実績)とすると、学割なら通話料150円でパケットに充当できるのが450円になってしまう。通常プランなら1100円だ。
コース | 基本料金 | 無料通話 | 通話料平均 | パケット充当額 | パケット使用料(9月実績) | 合計 | 備考 |
学割コミコミS | 1950 | 700 | 200 | 500 | 1400 | 2850 | 40円/分 |
学割コミコミL | 2900 | 1500 | 150 | 1350 | 1400 | 2950 | 30円/分 |
コミコミS | 3900 | 1400 | 400 | 1000 | 1400 | 4200 | 40円/分 |
コミコミS年割+家族割 | 2550 | 1400 | 400 | 1000 | 1400 | 2950 | 40円/分 |
コミコミL年割+家族割 | 3975 | 3000 | 300 | 2700 | 1400 | 3975 | 30円/分 |
電話は10分で計算(実績より多い)、パケット使用料は9月の実績。
この表から分かるのは、電話使用の割合が低い場合、学割は得にならないということ。そして、学割のメリットを出すには、基本料金が高いコミコミLのほうがよいということ。ちなみに、娘の8月請求額は3500円だった。学割の対象とならないコンテンツ料(65円)と消費税も含んでの額だが、この額が定常的に続くならLに変えたほうが良さそうだ。もちろん、その場合には小遣い減額だ。
それと、俺がまだAUにしていないために、電話使用料金がj-phoneの時より高くなっていることもある。先月までは電話料金は200円程度だった(9月は450円)。
確かに、広告でも「基本料金、通話料半額」という言い回しをしている。それによる、無料通話分が減額されてパケット料に充当できる無料通話料が半減することを全然説明していない。