iOS 版 PocketInformant のバージョンアップ(スケジュール管理)

 iPhone でメインに使っているカレンダー・ToDo管理が PocketInformant。一本で Google calender と Toodledo の両方にアクセスできるという点がポイント。

 アポイントというメニューが追加された。やっとPIMとして欠けていたピースが埋まったかと思ったが空白エリアの一部が埋まっただけだった。

メニュー

下のメニューに”Contacts” というメニューが追加された。

連絡先基本画面

 contacts を押したところ。最初はグループ一覧が表示されるが、使用後は前に使っていた画面からスタートする。画面を切り替えるたびにグループから探すという手間がかからないように配慮されている。

連絡先一覧

 グループをタップしたところ。[+]ボタンを押すと「連絡先」の入力画面になり、[+]ボタンの左にあるボタンで表示を名前順か会社名順か切り替えられる(この画面は Name 表示)頭文字でまとめて見出し表示される。

 残念ながら、日本語ではほとんど使いものにならない。なぜなら、頭文字は「姓」の頭一文字を使う(システムの連絡先はふりがなを使う)。「姓」というところが困るポイントだ。「姓」には当然日本語で使われるすべての文字が入る可能性がある。そして、その文字コードは読みとは無関係だ。ふりがなならかなり絞れるし、読みと一致するので探すのは容易いが、文字コード順はそうではない。「山田(やまだ)」と「山東(さんとう)」さんが並ばれたら困るのだ。また「秋山(あきやま)」さんはリストの上位に出て欲しい。

 「連絡先」の氏名入力の際に姓フィールドにひらがなを入れるようにすると解決するかもしれないが、Vcardで受け取ったデータ等は入れなおさなくてはいけないし、人に渡すときも不便だ。

検索結果

 標準的な方法で検索ができる。しかし、キャプチャのとおり、2件~3件までのデータしか表示できない(この画面を上にスワイプしても画面が戻される)。1バイト文字の名称なら次の文字を入れることでインクリメンタルサーチで対象が絞られると思われるが、IMがキーボード入力をインターセプトする日本語環境ではそうは行かない。

 検索終了後にキーボードを非表示に出来れば使い勝手が良くなると思うが、現状ではできない。

アドレス入力画面

 アドレスの新規登録。通常の住所録への登録がこのアプリから離れなくてもできるのは、iOS4 までは考えられなかった。iOS 5 から提供されるようになった API のおかげだろう。

アドレス画面


 アドレスを選ぶとこの画面になり、標準の「連絡先」と同様の操作が可能(連絡先へのメール送信、連絡先データの送信)。連絡先データ(名前等)を予定に転記したりはできない(残念)。

独特なUI

 思い切ったUIの変更が行われていて、システムのインターフェースと完全に異なるものがある。日付や時刻を入力するのはこのアプリだけでは無いので、標準的なUIを採用したほうが戸惑わなくていい。

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